3月16日、小泉今日子が舞台のプロデューサー、演出家としてデビューすることがわかった。
小泉は昨年、舞台、映像、音楽、出版などジャンルを飛び越えた新プロジェクト「明後日」を始動。その第1弾となるのが6月9日から下北沢の本多劇場で上演される舞台「日の本一の大悪党」で、初めてプロデューサーと舞台演出を務める。
「脚本は竹田新。劇団ふくふくやを主宰する女優の山野海のペンネームです。14年に上演したふくふくやの舞台『フタゴの女』では小泉今日子も主演・脚本協力で参加。小泉はかねてより、出演するだけでなく制作する側にも興味があったようです」(芸能事務所関係者)
このプロジェクト、小泉が主導という点でも話題だが、不遇の時を過ごしているあの女優にも影響があるのではとの見方もある。
「能年玲奈ですよ。大手事務所に所属しながら勝手に個人事務所を立ち上げ、以来“干され”状態。6月にはその大手事務所と契約が切れるとされていますが、円満な別れ方ではないので今後の女優活動に圧力がかかるのは当然のこと。能年と小泉はNHKの朝ドラ『あまちゃん』で親子を演じ、その後も強い絆で結ばれている。『フタゴの女』も能年は片桐はいりとともに観劇していました。そしてこの舞台には“芸能界のドン”と呼ばれるバーニングの周防郁雄社長も観に来ており、周防社長は小泉に絶大な信頼を置いています。小泉が周防社長を説得すれば、能年は派手な活動とはいかずとも、芸能活動に復帰できるのではないでしょうか。そして『明後日』は、そのための受け皿になりえるのではないでしょうか」(前出・芸能事務所関係者)
精力的な小泉の活動と、能年の動向に注目だ。