「NIKKEI STYLE」が11月5日、“YouTube登録者数ランキング”(2019年8月23日時点)の統計を発表し、トップユーチューバーとして知られるHIKAKINを抑え、はじめしゃちょーが首位に君臨している。
“複数のチャンネルを保有する運営者は、その中で最も登録者の多いチャンネルを対象とし、また、企業によるチャンネルは除く”と明記された同ランキングにおいて、テレビや雑誌で頻繁に特集を組まれる著名クリエイターのヒカキンは約762万人のチャンネル登録者で2位に、そしてヒカキンと同じプロダクション「UUUM」に在籍するはじめしゃちょーが810万人という登録者で見事1位に立った。
「YouTubeでは誰でも無料でチャンネルの開設が可能とあって、日々新たなチャンネルが生まれていますが、登録者1000人の壁を突破できるチャンネルが全体の15%ほどで、1万人以上が3%、そして100万人を超えるのは0.002%程度とされています。もちろんこの統計は日々変化していきますが、はじめしゃちょーの810万人というチャンネル登録者数がいかに素晴らしいものかが分かります。また、一般的な認知ではヒカキンが日本で最も登録者の多いユーチューバーだと思っていた方も多いでしょうが、単一のチャンネルでははじめしゃちょーがトップで、ヒカキンはサブチャンネルである『HikakinGames』や『HIKAKIN』『HikakinBlog』なども合算すれば、その登録者は1500万人を超えています。ただし、こういったユーチューバーの登録者ランキングでは“単一のチャンネルのみを対象”とされることが一般的で、累計1500万人の登録者を擁するヒカキンは“ランキング上では”同じ事務所の後輩であるはじめしゃちょーの後塵を拝することが多いですね。ただし、日本一の規模を誇るユーチューバー専門プロダクションである『UUUM』では、ヒカキンは立ち上げに関わった幹部の1人であり、最高顧問という立場。当然はじめしゃちょーからすればほぼ上司に近いような大先輩にあたります」(テレビ誌ライター)
甘いルックスを武器に女子中高生から絶大な人気を誇るはじめしゃちょーがヒカキンを抑えて登録者数ランキングの首位に立った事実については、ネットからも「ヒカキンがトップなのかとずっと思ってた」「HIKAKINって人がYouTuberのトップなのかと思っていたら違うことに驚きです」「ヒカキンだけはかろうじて知ってる」との反応があり、唯一の“800万人超え”を果たしているはじめしゃちょーの登録者数に驚く声も多い。
“単一チャンネルの登録者でヒカキンを凌駕する男”として、はじめしゃちょーへの関心と人気はさらなる高まりを見せることになりそうだ。
(木村慎吾)