闇営業騒動で芸能活動を謹慎し、吉本興業からも契約を解消されている格好のお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が、2020年1月からの復帰を画策しているという。
「デイリースポーツ」は11月20日配信の記事内で「宮迫復帰 来年1月さんまの舞台で 吉本との話し合い拒絶 当面さんま事務所預かり」と報じ、来年1月10日から上演される舞台「七転抜刀!戸塚宿」に宮迫が出演予定だと伝えると、件の騒動をめぐってトラブルとなった吉本興業とは対談のテーブルに着くことすら拒絶しており、“元サヤ”との再契約はほぼ困難な状況だという。
現在フリーとなっている宮迫はかねて恩義のある大先輩のさんまを頼り、今後の復帰に向けてのアシストを求めているとされ、さんま本人も幾度か宮迫を預かる運びであることを示唆。世間から猛バッシングを浴びた宮迫の復帰に、さんまがどれだけの貢献を見せられるかは不透明だが、今回の“復帰報道”によってさらに宮迫への心象は悪化しているのが現状だ。
「7月20日に半ば強行的に実施した“ゲリラ会見”で宮迫自身も語っていたように、今のお笑い芸人・宮迫博之が存在するのは全て吉本興業のおかげです。また、当初吉本は反社会的勢力の集まる宴で闇営業に手を染めた宮迫へのヒアリングを実施した際、彼が“金銭は一切受け取っていない”と供述した為、事務所として宮迫を守ろうとしましたが、後にそれが嘘だと発覚したことで守りたくても守りきれないといった窮地に立たされてしまいました。つまり、トラブルを大きくしたのは宮迫自身であり、吉本は裏切られた側でもあります。その吉本に対して未だに面談を拒否しているという宮迫の姿勢には世間からも『拒絶とかできる立場なんでしょうか』『テーブルにつかないっていう宙ぶらりんで置いてるところが厚かましさとあざとさを感じてしまう』『元々は嘘をついたの自分なのにね』『子供じゃないんだからきちんと吉本と話し合うべき。吉本があって今があるんだから』という批判が多く出ています」(テレビ誌ライター)
自身を30年間にわたって育ててくれた会社に対し、「感謝しかないですよ」と涙ながらに語っていた宮迫。その恩を仇で返すことだけは避けてもらいたいところだ。
(木村慎吾)