女優の遠野なぎこが11月20日に放送された「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演し、違法薬物所持で逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者をぶった切った。
遠野は沢尻容疑者が来年出演予定になっていたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」から降板が避けられない状況について、「あの人、役を汚したね」とキッパリ。さらに「作品に罪はない。そのとおりだけど集中できない。この人、作品を傷つけたね。そのまま放送なんてできない」と、もしこのまま放送されたら、ドラマが興味本位で見られてしまうことを懸念し、降板は当然と持論を述べた。
「沢尻容疑者の“女優としての才能”を惜しむ声について遠野さんは、『才能なんてない。この人がうまいと思ったことは一度もありません。たとえば有名な映画ありましたよね。数年前に主演したガチャガチャ壊れていく役。あれって一番楽な芝居ですからね。子役さんと一緒でバーッと弾ければ、自分が気持ちいいだけ。なんであんなに評価されているのかわからない』と、沢尻容疑者が2012年に主演した映画『ヘルタースケルター』と思しき作品での演技をぶった切りましたね。あの演技が楽なものなのか非常に難しいモノなのかは見解が分かれるところですが、遠野さんはお気に召さなかったようですね」(テレビ誌ライター)
遠野は「やっと言えた。スッキリした」とコメントし、沢尻容疑者の大河ドラマの代役探しについて「代役に抵抗はない」「あの、大丈夫ですよ」「スケジュールもまだ縫えますし、帰蝶のお母さん役をやったこともあります」とアピールし、「待ってま~す」とカメラに向かって呼びかけた。
遠野の発言にネットでは「遠野さんよく言った!」「もっとやれ!」「演技が下手だと思うなら捕まる前に言えばいいのに、今言うのは卑怯だな(笑)」「沢尻さん、遠野さんよりは上手いと思うけど」「壊れちゃう役は簡単?だから遠野さん今のキャラやってるの?(笑)」「さすがに遠野さんに代役オファーは来ないよ」といった反応が起きている。
「遠野さん、相変わらずの噛みつきっぷりでしたね。代役に関してはさすがにご本人もギャグのつもりなんでしょうけど」(前出・テレビ誌ライター)
21日に沢尻容疑者の代役として川口春奈が発表されると、同日の放送では「昨日あんだけ言ったのに…。なんで私じゃダメだったのよ!」と、代役に採用されなかったことに納得がいかない様子。大河ドラマの代役は夢に終わったものの、舞台出演中の俳優・梅沢富美男の代役で見事二日連続のコメンテーターで視聴者を沸かせた遠野。アピールを続ければそのうち良い役が巡ってくるかもしれない?
(石見剣)