元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が11月30日に自身のYouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ/藤本美貴」を更新し、SNSにおける炎上との付き合い方について言及している。
「逆に笑えるw炎上女王の体験談が壮絶すぎ【ゲストはあちゅう】」と題した動画をアップし、著名ブロガーのはあちゅう氏を迎えた対談の模様を公開した藤本。この日のテーマはズバリ“SNSでの炎上”で、ゲストのはあちゅう氏が容姿を酷評されるなどといった理不尽なバッシングに悩まされてきた体験談を明かすと、藤本自身は炎上が原因で落ち込むことはないとし、過去には「ブス、死ね」との辛辣なコメントを貰うこともあったが、「そんなこと言われても(実際には)死なないじゃないですか」と一蹴。続けて、「顔も出してない人にブスって言われても、多分私の方が可愛いだろうなぁって思っちゃうもん。面白いなって」とも話し、悪質なコメントを跳ね返すほどの強靱なメンタルを見せつけた。
また、歩行器に乗る息子の写真を育児ブログに掲載した際には「そんなに乗せたらO脚になる」「一日中乗せてどうするんですか?」との指摘が殺到。藤本自身も幼少期は歩行器に乗っていたものの、「すごい脚が真っ直ぐで美脚ユニット組んでたから、『私、乗ってたけど結構大丈夫です』っていうコメントを打ちました」と明かし、自らの経験談を基にした育児のスタイルに自信を持っている様子だ。
「育児ブログなどを運営しているママタレントは、常に“育児はこうあるべきだ”や“そんな事は子供に良くない”といった各々の正義感をぶつけられ、不愉快な想いをすることが多いでしょうが、藤本のような鋼のメンタルを持っているタレントには向いているのかもしれません。そもそも育児の方式に絶対的な正解の概念は存在せず、各々が各々のやり方で子供を育てている為、こうした藤本の達観した姿勢には『自分をしっかり持ってる』『芸能人は堂々とすれば良いと思う。清々しい!』『これくらいの気持ちでSNSしないとダメだと思う』『メンタル強い。見習いたい』と称える声があります。正解が存在しないからこそ、多種多様な考え方や“決めつけ”が交錯し、一方で大きなビジネスにも繋がりやすいママタレというジャンルですが、細かな批判を気にしていてはやってられないというのが本音かもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
モー娘。時代からそのタフネスぶりは知られていた藤本だが、現在は頼れる肝っ玉母さんとして、SNSにおける“クソリプ”を蹴散らしているようだ。
(木村慎吾)