職場や家庭で「気が利くね」と言われたことはありますか? もし一度も言われたことがない、もしくは「気が利かないな~」と相手にボソッと言われたことがある人に、ぜひ知っていただきたいことがあります。本当に気が利く人は、次のようなことを意外にもやっているのだそうです。
人材育成コンサルタントの能町光香さんの著書「『気がきく』人がやっている53のこと」(ダイヤモンド社刊)によれば、気が利く人がやっていることは、非常にシンプルなのだとか。それは、「相手が心地よくいられるにはどうすればいいのか?」ということを先に考えること。実はそれだけなんだそうです。気が利く人が共通して持っている「1.相手ありき」「2.尊敬する・尊重する」「3.先読みする」という、3つの要素を生かしながら実践することがポイントなんだそうですよ。
また、新産業開発研究所所長の坂戸健司さんの著書「『発見力』の磨き方 気が利く人になれば、人も情報も集まってくる」(PHP研究所刊)によれば、気が利くということは今より先を予測する力、つまりイマジネーションが優れているといえるのだとか。このとき、映像で想像するのもいいようで、「先のことを想像するなんて難しい…」という人も、現在の状況をよく観察していれば、これから先に起こりそうなことがみえてくるそうですよ。
先を見通す力を養って、周囲から「気が利くね」と思ってもらいたいものですね。