戸田恵梨香主演の朝の連続テレビ小説「スカーレット」(NHK)。12月13日に放送された放送回では、ヒロイン喜美子(戸田)との結婚の許しを得るためにやってきた八郎(松下洸平)が、喜美子の父・常治(北村一輝)に自分の思いをぶつける姿に、ネットでは“涙腺崩壊コメント”が躍っている。
「このドラマは焼き物の里・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして歩み始めるヒロインの波乱万丈の生涯を描く物語。今回、八郎に対して常治が出した“結婚の条件”は、八郎が陶芸家になる夢を諦め、勤め先の丸熊産業に社員として骨を埋めること。八郎はこの条件を受け入れようとするが、隣で聞いていた喜美子が猛反対。『ウチが支えます!』とタンカを切るも『一歩も二歩も下がって、お前はついていけんのか!?』と常治が叱責。しかし八郎は『一歩も二歩も下がらんでいいんです。並んで歩いていけたら』と思いを口にする場面に、『八郎、最高!!』といった賞賛コメントが殺到しました」(テレビ誌ライター)
さらに、思いを新たにした八郎は「陶芸展に出品して賞をとります!陶芸家になります!」「一緒に夢を見させてください!」と涙ながらに訴える場面には、キュンキュンコメントが数多く寄せられている。
「実は八郎役の松下は、この日この後の生番組『あさイチ』にも出演して、みずから“朝ドラ受け”にも挑戦。『お義父さん。一個5万円の湯のみ作れるように頑張ります』とコメントすると、博多華丸から『生々しい。お金じゃないでしょ』とツッコミを入れられる一幕もありました」(前出・テレビ誌ライター)
「あさイチ」の番組内では、俳優業の他に絵を描きながら自分の曲を歌う「ペインティング・シンガーソングライター」としての活動ぶりも紹介。するとネットでは「ええわぁ~松下くん。お人柄でてるわ~。まんま八郎さんやわ」「松下洸平さんが、とても八郎さんでびっくりしました!」と、いった声の他にも「すっかり八郎沼にハマってます」「八郎沼ズブズブ」「もう八郎沼というよりも八郎温泉」といったコメントも上がっている。
「番組で松下は“八郎沼”と呼ばれていることを知り『今初めて知りました』と発言。自身のブレイクぶりに、まだ戸惑っている様子でした。登場した頃は、朝ドラヒロインの相手役として地味だという声も聞かれましたが、ジワジワと“八郎沼”にハマっていく視聴者が続出。今回の放送で一気に増えそうですね」(女性誌デスク)
まっすぐで真面目、一生懸命で愛情深い“八郎沼”に、あなたもハマってみては!?
(窪田史朗)