12月22日に行われた漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2019」(テレビ朝日)で、敗者復活戦から復活したものの、審査員の上沼恵美子からお怒りの言葉を受けた和牛。
和牛は同大会で3年連続の2位に輝いていたが、決勝1stラウンドで最後にネタを披露したぺこぱに2点差で敗れ、惜しくも4位となり、ファイナルラウンド進出を逃した。
さらに追い打ちのように上沼からは「そういう横柄な感じが、和牛に対して感じました。なんかこのステージはボクのもの、リサイタル!みたいな。なんのコンテストでも緊張感もなにもない、そういうぞんざいなものを感じました」という厳しいお言葉をもらっていた。
要するに売れたことで“調子にのっている”ということを上沼は指摘したかったようだが、視聴者からも上沼の指摘には共感の声が集まっていたため、和牛の2人にとってはより響く言葉になったはずだ。
特に、水田信二のツイッターのプロフィール欄の内容がガッツリ変わっていると話題になっている。「M-1」開催前は〈和牛というコンビの料理が上手い方です。M-1グランプリ2019も2018と変わらず素晴らしい大会でその中で日本一おもしろい漫才をしたいと願う愛媛県伊予市出身の色白たれ目です。食べる事、家電、漫画、スポーツが好きです〉としていたのだが…。
「上沼にボロクソに言われた『M-1』後のプロフィール欄は『漫才師』の一言だけに変更されていました。正直、ツイッターのプロフィールに関してはそこまで調子に乗っているとは感じませんが、それだけ効いているということなのかもしれません」(エンタメ誌ライター)
大会後に「GYAO!」で配信された反省会にて、水田は「もう卒業しようかなって…」と、M-1は今年が最後の出場となる可能性を示唆していたが、まだ参加権利はあるだけに初心にかえって、謙虚な気持ちでてっぺんを目指してほしいところだ。
(田中康)