テレビ朝日の弘中綾香アナが12月31日放送の「ぶっちゃけ寺 大晦日スペシャル」(テレビ朝日系)に出演し、「つまらない」と思う芸能人ユーチューバーの名前を挙げている。
番組では、テレビで活躍する芸能人が次々とYouTubeの世界へ参入しているブームについての話題となり、講談師の神田松之丞も「俺もYouTubeやろうと思ってるんですよ」と打ち明け、講談の歴史や文化などを動画内で解説することで講談への関心を高めていきたいと説明するも、一方で、クオリティーの伴っていない「つまらないYouTubeチャンネルはヤバイですよね」ともコメント。共演した弘中アナも「つまらないのはねぇ」とこれに同調すると、「弘中さんは誰がつまらない(と思う)?」と尋ねられ、「菊地亜美」と名指しで答えている。
その理由に関して、弘中アナは「なんかニコルちゃんがやってるのをもう一回やっているみたい」と話し、モデルでタレントの藤田ニコルが運営するチャンネルの真似事のように思えてしまうと説明。そのあまりにリアルな指摘に爆笑問題の太田光も「よく言うね。弘中ちゃん凄いね」と笑いながら感心していた。
「“つまらないユーチューバー”のタレントを名指しで回答し、その理由までもきっちり説明し切った弘中アナはもはや流石の一言ですが、『菊地亜美』と呼び捨てにした点からは本人との仲の良さや信頼関係も窺え、また、イジりやすく絶妙なラインの名前を選んだことで『ちょうど良いチョイスのタレントを言える弘中さんはさすが。菊地亜美も取り上げてもらって嬉しいだろうし』『菊地はそれを聞いて“おいしい”と思えるキャラだから絶妙なチョイスでしたね』『まさにWin-Win』『本音なら、売れてるユーチューバーでも面白くないと思ってるやつらは沢山いるだろうに、うまいよね』などと、チョイスの妙を称賛する声が多く寄せられました。バラエティでは時折、こうした“つまらないと思うタレント”や“嫌いなタレント”の名前を聞き出すくだりがありますが、名指しで明言して笑えるタレントとそうでないタレントがおり、どのタレントを選ぶかでその回答者の腕が試されると言っても過言ではありませんからね」(テレビ誌ライター)
アナウンサーの立場ながら瞬時に“ちょうど良い”名前を選び出した弘中アナは、2020年もバラエティでの華々しい活躍が期待できそうだ。
(木村慎吾)