昨年の12月25日に放送された「堂本兄弟2019 ハッピークリスマスSP」(フジテレビ系)を視聴した人々から、大きな反響があがっていた。それは1996年10月にスタートした「LOVE LOVE あいしてる」、それを引き継ぐように2001年4月にスタートした「堂本兄弟」および「新堂本兄弟」(すべてフジテレビ系)をもう1度レギュラー番組として見たいと待望する声と、制作費の削減が叫ばれる現状では無理な願いだとあきらめのため息だ。
「豪華ゲストを迎えた軽妙なトーク、KinKi Kidsと一流ミュージシャンがコラボする本格的なライブ演奏が見どころだった2つの番組は、間違いなく堂本光一と堂本剛の2人を全国区の人気者に押し上げました。キンキはあまたいるジャニーズグループの中でも数少ない生演奏、生歌唱に堪えられるクオリティを誇るアーティスト。『LOVE LOVE~』の頃は吉田拓郎やTHE ALFEEの坂崎幸之助らが、まだ10代だった光一と剛を温かなまなざしで見守っていましたが、今や2人も40歳。この日のゲストの三浦春馬をかつての吉田のように見守る光一と剛に、胸を熱くする視聴者が少なくなかったようです」(女性誌記者)
2014年に「新堂本兄弟」が終了してからは、年に1度の特番として続いてはいるものの、ネット上では《また「堂本兄弟」みたいな贅沢な音楽番組が見たい。でもお金がかかるからきっと無理なんだろうな》《「関ジャム 完全燃SHOW」も堂本兄弟に似てるけど、音楽知識がないからイマイチ楽しめなくて》《キンキのファンではないけど「堂本兄弟」のファン。だから毎年見てる。レギュラー放送したら「堂本兄弟」絶対見るのに》など、“大人の事情”を理解した上で、かつての番組を恋しがる声が相次いでいるようだ。
年に1度だけと言わず、まずは夏と冬、年に2度やってみてはいかがだろうか。