沢村一樹主演の月9ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ系)の第2話が1月13日に放送され、平均視聴率は前回に比べて0.1ポイントアップの10.7%を記録。前シリーズに負けず劣らず、好スタートを切った。
「このドラマは、日本国民のあらゆる個人情報などのビックデータを解析、AIが統計学的に割り出した“未来の犯罪者”を潜入捜査。未然に防ぐ『未然犯罪捜査対策準備室(通称:ミハン)』を舞台に繰り広げられる刑事ドラマ。そのミハンのリーダーを務めるのが、沢村演じる井沢範人。その井沢と共に監察官としてミハンに出向しているのが関ジャニ∞の横山裕が演じる山内徹、そして本田翼が演じる小田切唯も健在。そんな中、沢村演じる井沢と横山演じる山内の“BL的な関係”が、ここにきて俄然注目を集めています」(テレビ誌ライター)
元公安のエリート刑事だった井沢だが、ミハンシステムによる冤罪事件が原因で妻子が殺された過去があり、捜査の渦中で刑事として一線を超えてしまう凶暴性を持つ。そんな井沢の見張り役を務めるのが監察官の山内だが、井沢に“一線を超えさせない”ために体を張る山内を観て、視聴者からは「絶対零度2話やっと観て、これはBLだろうとしか思えなかった」といったコメントが躍っている。
「実は13日に配信された『マイナビニュース』の中で、稲葉直人プロデューサーがインタビューに答え、『横山君演じる山内は、前作まで上戸彩演じる桜木と関係があったが、今回は桜木が登場しない』と前置きした上で、『今回は、井沢への“BL”だと思ってください』と横山に話したとコメント。これを受けてネットでは『ほんと申し訳ないけどBLに見えていってしまう…!!!』『いや、ほんとにBLだったんか~い!!』と言った興奮気味のコメントが殺到しています」(前出・テレビ誌ライター)
稲葉プロデューサーは、『もちろん恋愛ではない』『人間として愛している』と直接的な“BL関係”について否定してはいるものの、今後の展開次第ではさらに話題を集めそうだ。
しかし、こうした展開はドラマの追い風になるとする声もある。
「『おっさんずラブ』の大ヒット以来、昨年放送された『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)では、松田翔太と千葉雄大の“BL的な関係”が、視聴率的に追い風になっています。井沢(沢村)と山内(横山)の命を賭けた熱い関係なら、なおのこと。積極的に仕掛けていくべきではないでしょうか」(女性誌記者)
果たして、2人のBL関係はどうなるのか。今後の展開が気になるところだ。
(窪田史朗)