お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が1月30日、自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」を更新し、ユーチューバー・ヒカルとのコラボ動画を掲載している。
前回の謝罪動画において、地上波テレビ放送への復帰が現状では困難であるとの見方を示した宮迫は、「YouTuberのヒカルさんと初コラボしました」と題した第2弾の動画をアップし、前回とは打って変わって謹慎中の引きこもり生活を自虐的に振り返るなど、明るい雰囲気の中で撮影を敢行。仕事もなく、やることが無かった為、ひたすらサッカーゲーム「ウイニングイレブン」をプレーし続け、あまりのやり込みぶりで「(ゲームの中で)メッシもロナウドも引退しましたよ」とユーモラスに明かし、笑いを誘っていた。
「久しぶりの“宮迫節”が炸裂し、軽妙なトークを披露した第2弾動画には、多くの批判コメントが集まった前回の謝罪動画とは違い、『新しい世界に飛び込む勇気は凄いと思う。ファイトです!』『なんだかんだでプロだなぁーって思える動画』『やはりプロ!!ホンマに面白い』などと好意的な声が多く、31日正午時点で1万件以上のコメントが集まる大盛況ぶり。やはりプロの芸人という手に職を持つタレントであれば、あれこれと不祥事を釈明するのではなく、笑いの腕で格の違いを見せつけることで自ずとファンは付いてきてくれるのでしょう。途中、宮迫は動画の中で“改めてご迷惑をおかけして申し訳ありません”と幾度かかしこまった場面もあったのですが、コメント欄には『もう謝罪はしなくて良いと思います』といった声も聞かれ、ファンが求めているのは本来の仕事に明け暮れる宮迫の姿なのかもしれません」(テレビ誌ライター)
本人も思い通りの手応えを掴んだのか、久々の軽快トークには上機嫌の様子。依然としてネットにはYouTubeでの活動再開に対して厳しい声がこだましているが、ことYouTubeに関しては、“集まってきてくれる人間”だけを満足させられればそれで良しとされるプラットフォームであり、このまま本来の輝きを見せ続けてほしいところだ。
(木村慎吾)