お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が2月12日放送の「バイキング」(フジテレビ系)に出演し、歌手でタレントのmisonoを非難する“アンチの言葉”について言及している。
misonoは10日、元お笑いタレントの島田紳助さんが特別出演しているYouTube動画の後編を自身のチャンネルにアップしたが、前編を公開してから1カ月後に後編を公開した点について、「なにもったいぶってんだよ」などと非難の声が集中。
番組がこういったmisonoに対するアンチの存在を伝えると、矢作は「なんでmisonoにいるんだよ、アンチが。普通はアンチって(プロ野球チームの)巨人とかさ、そういうもんじゃない」と指摘し、続けて「坂上さんとかにアンチいるのは分かるじゃない。なんでmisonoにいるんだよ」「凄いヒトだったら叩きゃあいいんだけどさ、misonoになんでアンチいるんだ」とmisonoにアンチが付くことへの疑問を露わにしている。
「そもそもアンチが付くほどmisonoは大物タレントではないと暗に主張したようにも聞こえる矢作の痛烈なコメントには、隣に立っていた榎並大二郎アナウンサーも思わず苦笑していましたが、ネットでは『矢作の言ってることが正解』『矢作さん、その通りです』と矢作の意見に賛同する声が見られました。また、“アンチ”とは大きな存在に対して集まるものであり、misonoを批判する行為は“アンチ”ではなく、単なるヤジや中傷であるとの指摘も出ています。今回の件でいえば、紳助さんの動画を前編と後編とに分けて、1カ月という時間差を設けたことが、彼の動画を楽しみにしていた層の怒りを買ったのかもしれません。話題性やトレンドの勢いを利用するのであれば、あれだけワイドショーに取り上げられていたタイミングでアップした方が再生回数は稼げていたでしょうから、少しもったいない気もしますね」(テレビ誌ライター)
実際、1カ月前にアップした第一弾は590万回もの再生数を記録したが、第二弾はアップから3日が経過しても尚65万回程度に留まっている。
後編の公開を遅らせたことで流れに乗ることに失敗し、さらに多くのヤジまで浴びてしまった格好のmisono。何かとその振る舞いが裏目裏目に出ている印象ではあるが、今後は自力でチャンネルを少しずつ成長させ、紳助さんのアシストが無駄にならないよう奮闘してほしいところである。
(木村慎吾)