若者から絶大な支持を得ているモデルでタレントの藤田ニコル。ところが、所属事務所のオスカープロモーションと、藤田サイドがギャラの配分を巡って揉めている可能性があることを2月19日発売の「週刊新潮」が伝えた。
記事によると、藤田と仲が良くマネージャー的な役割も果たしていた母親が、現場に姿を見せなくなった。反抗期で藤田自ら母親と距離を置こうとしているとの観測がある一方、ある芸能事務所幹部は、母親と事務所がギャラの取り分を巡って揉めていると証言。なんでも、藤田が多忙になるにつれ、マネージャーなどスタッフの人件費が嵩むようになったことから、本人の取り分を減らし事務所分を増やそうとしたのが理由だとか。しかし藤田の母は猛反発しているという。ただ、同誌の直撃を受けたオスカーは「ギャラ揉め」の事実を否定している。
仮に多少の軋轢があったとして、ギャラの取り分が多少減らされるのは正当な理由にも思えるが、当の藤田はどう思っているのか。2019年11月2日放送のバラエティ番組「おかべろ」(フジテレビ系)に出演した藤田が、ギャラに関して胸の内を明かしていた。MCのお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史から「めちゃくちゃ忙しいんでしょうね。給料は歩合制かなぁ?」と質問されると、藤田は「ゴリゴリに歩合です」と回答。お笑いコンビ「かまいたち」の濱家隆一が「これで歩合じゃなかったらやる気なくしますよね」と突っ込むと、藤田は「辞めてると思います」と即答した。
「そんな藤田にとって、頑張って仕事が増えたのに取り分が減ることは、理不尽に映るでしょう。藤田は、15年8月25日放送の情報番組『白熱ライブ ビビット』(TBS系)に出演した際、きちんとした金銭感覚を身につけるため、給料は母親が管理していることを明かしていました。当時の小遣いは月1万円だったとか。お金のありがたみもわかっているからこそ、敏感になっているのかもしれません」(芸能記者)
18年10月のバラエティ番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)では、消費増税前のマイホーム購入を検討していると明かした藤田。ギャラに神経質になるのも当然かも。
(石田英明)