タレントのデヴィ夫人が2月16日に放送された「もんくもん」(読売テレビ)に出演し、アイドルオタクの中年男性たちに苦言を呈して波紋を広げている。
この日番組では「日常で感じる文句」についてトークを展開。デヴィ夫人の「よい年のおじさんが若いアイドルの追っかけをしているのを見ると、正直情けない気持ちになる」という文句が紹介された。
デヴィ夫人はこれについて、さらに「やってるお嬢さんたち、AKBにしても乃木坂にしても、みんなかわいらしい人ですけど、それをいい歳をした男の人たちが見てる。ああいうグループ、私は日本の男をね、稚拙にすると思うんですよ」とぶちまけた。
こうしたデヴィ夫人の考え方に、ネットでは《まったくその通り! 日本のオッサン共気持ち悪すぎ(笑)》《超年下の女の子に夢中になる中年ってやっぱり異様だよね》と共感を得る一方、《誰が何歳のアイドル応援しようが自由でしょ(笑)》《夫人の発言が昭和過ぎて笑う》《アイドルを好きになるのに年の差なんて関係ない》《グループアイドルに夢中になる外国人男性も多い今の世に、日本人男性だけ攻撃するスタイルには疑問》《これは中年男性を批判しているようで実はグループアイドルの批判では?》など、賛否両論が渦巻いている。
「じつはデヴィ夫人は2014年、地下アイドル『仮面女子』の応援団長に就任したことがありました。彼女たちとイベントにも出演しているのですが、その時も観客のファンに向かって『あなたたちは平日の昼間から働かずに何をやってらっしゃるの?』とキツイ一言を放っています。その意味ではデヴィ夫人の姿勢は首尾一貫しているのですが、ファンとしては推しのアイドルを大きく飛躍させたいという健全な趣味として応援してるわけですから、デヴィ夫人の発言を“乱暴な言いがかり”と受け止めても仕方ないでしょうね」(テレビ誌ライター)
タイミング的にはどうかと思うが、槇原敬之の「どんなときも。」の歌詞にあるように「好きなものは好き!」と言える時代であってほしいものだ。
(石見剣)