新型コロナウイルスの感染対策のため、外出を控えるよう要請がある中、春の最大イベントである「お花見」に対して不安が高まっています。今年のシーズンは、どうなってしまうのでしょうか?
お花見では不特定多数の人たちが集まる他、対面での飲食もあるため感染の可能性も高く、お花見イベントが全国で中止になるなど、寂しいニュースが聞こえてきます。例えば、東京・千鳥ヶ淵では、ライトアップなどがある「千代田さくらまつり」がすでに中止となっています。
また、目黒川沿いのお花見は自由に訪れる形なので、規制は難しいとされているようです。とはいえ、感染予防対策を徹底するよう呼びかけ、目黒区も感染拡大の抑制に適切に対応すると述べています。
そんな中、注目されているのが、オンラインでのお花見鑑賞。“ライブカメラの桜を自宅で楽しむ”といった流れが、今後は起きてくるのかもしれません。実際、河津桜の名所で知られる静岡県賀茂郡河津町の河津川沿いや、東京都の江戸二大庭園のひとつ六義園などでは、ライブカメラを通してWEB上で桜を鑑賞できるようです。
今年のお花見は、オンラインで鑑賞するなど、工夫しながら楽しんでみるのもいいかもしれませんね。