最近、スーパーの棚にもさまざまな種類が並ぶようになった「ココナッツオイル」。道端ジェシカ、山田優のほか、海外でもモデルのミランダ・カーなどが愛用しているということで、今年イッキに火がついた。
売り場で一般的に見かける商品といえば、瓶詰めされた真っ白なバターのような状態のもの。その名のとおりココナッツの果肉から抽出されたオイルだが、摂取することで主に以下の様なはたらきがあるという。
1.体内の脂肪燃焼を促す
2.小腸の中にこびりついた汚れを落とし、便秘を改善する
3.シワやシミを防ぎ、美肌を保つ
4.代謝を活性化させ善玉コレステロールを増加、悪玉コレステロールを減少
5. インスリンの急上昇を抑え、糖尿病を防ぐ
ココナッツオイルには中鎖脂肪酸という一般的なサラダ油とは異なる脂が含まれており、体内で素早く吸収、肝臓ですぐに分解され、効率よくエネルギー化される性質を持っている。いわば“太りにくい脂肪”ということなのだが、それだけでなく、動物性脂肪の燃焼まで助けるはたらきもあるのだ。
また、高い抗酸化作用を持つトコトリエノールという成分も豊富に含まれており、これが美肌・美白効果、コレステロール値の低下、動脈硬化の予防などにも働く。つまり、ダイエットにも美容にも使えるのが、ココナッツオイルなのだ。
使い方は簡単で、トーストやパンケーキに塗ったり、コーヒーやココアに溶かしたり、炒め物の油として使ったり。特に甘いものとは相性が良いが、カレーに使えば、ココナッツの甘い香りがふんわり漂うエスニック風味になるのでオススメ。ぜひ、いろいろなレシピで試してみよう。