3月30日から始まった窪田正孝主演の朝ドラ「エール」(NHK)。今回の朝ドラから、働き方改革で土曜日の放送は1週間を振り返る総集編。その解説をお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が担当することが明らかになった。
「日村は“朝ドラおじさん”を自称するほどの朝ドラマニア。ドラマの公式サイトで『オファーを受けたときは、驚きやうれしさを通り越して“無”になりました(笑)』と喜びを語っています」(テレビ誌記者)
日村の抜擢について、ドラマの制作統括・土屋勝裕氏は「日村さんは、毎日朝ドラを見て下さっている大の朝ドラファンということで、今回土曜日のナビゲートを依頼しました」と、その起用理由を語っている。
「日村は以前、バラエティ番組『乃木坂工事中』(テレビ愛知)に出演した際、『朝の連続テレビ小説に出れますように』と訴える一幕もありました。俳優としてではありませんが、念願叶ったといったところでしょう」(前出・テレビ誌記者)
日村は2月5日に配信されたミュージック・レビューサイト「MiKiki」のインタビューにて、「僕、朝ドラ観ていても、泣くような話じゃないところでも泣いてたりするんですよ(笑)。朝、特に泣くんですよ」とコメント。いかに朝ドラへの思い入れが強いかがわかる。
「朝の連続テレビ小説は、主人公の波乱万丈の人生を半年かけて描く。視聴者の涙を誘うシーンも多くみられます。ひょっとしたら日村は、解説をしながら涙を流すこともあるのでは」(エンタメ誌ライター)
さらに、このことがきっかけとなり、ネット上では“ある予想”が持ち上がっている。
「『これで今年の紅白裏トークは、バナナマン復活で決定かな?』といった書き込みがSNS等で見られます。バナナマンは、2014年から4年連続で紅白の副音声で裏トークを担当していましたが、2018年9月に16年前の“淫行疑惑”が写真週刊誌『フライデー』に掲載され、そのために紅白の裏トークを外されたと言われています。あれから2年。朝ドラの解説に起用されたという事は、日村の“みそぎ”は終わったとNHKが判断した証拠。今年、紅白裏トークをやる可能性は、大いにありますね」(前出・エンタメ誌ライター)
NHKの英断に期待したい。
(窪田史朗)