元衆議院議員の杉村太蔵が3月29日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で花見に興じていた安倍昭恵夫人について言及している。
東京都での感染者が増加傾向にあることを受け、小池百合子都知事は25日、一部期間の不要不急な外出の自粛を呼びかけていたが、「3月下旬の都内某所」における昭恵夫人を含めた花見の集合写真の存在が報じられ、“危機意識が低い”などと猛烈な批判に晒されている。
安倍晋三首相はこの騒動に対して、「レストランでのこと」と釈明し、一般的な屋外での花見とは異なるものだと示唆。夫人の行動を擁護する格好となったが、これについて杉村は「安倍さんの何が凄いって、本当に昭恵さんを愛しているみたいなんですよ。1回も今まで怒ったことないんですって。とにかく私が知る限りで、これほどラブラブな夫婦っていうのも極めて珍しい」と2人の稀有な関係性に驚嘆しつつ、絆の深い夫婦であることを説明した。
「フリーアナウンサーの田中みな実も昭恵夫人の危機意識の低さが伺える今回の振る舞いには『全く擁護できない』と苦言を呈する中、夫人に怒ったことがないほどラブラブだという杉村の主張には“そういう問題じゃない”との反発が集中。『夫婦に愛があるかなんてどうでもいい』『愛してるというなら、ここは叱って軽率な行動するなと言うべき』『愛している=怒らないは全く理解できない。愛していたって怒ることはある。というか、怒るべき時は怒るのが当然』と、“ラブラブな夫婦”ならば尚のこと、夫人の行為を咎めるのが夫としての普通の感覚ではないかという指摘が相次ぎ、波紋を広げました。もちろん杉村も昭恵夫人の行動を擁護しているわけではないのでしょうが、2人の独特な関係性が昔から続いていることを知った上で、半ば諦めているような感覚なのかもしれませんね」(週刊誌記者)
芸能界では妻子を裏切る生々しい不貞騒動が絶えないだけに、いつまでもラブラブな安倍夫妻の関係性は魅力的なものではあるが、あまりに奔放な行動は控えるべきと言わざるを得ない。
(木村慎吾)