年齢や性別、プロ・アマを問わず映画「企画」を募り、受賞作を映像化する「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM (以下、TCP)」の2020年度の募集がスタートした。
2015年から始まったこのコンペティションの特徴は「受賞作には作品完成までの資金5000万円以上と制作体制のバックアップ」が約束されること。過去5回の募集で2400を超える映像企画を集めている。
初代グランプリ作品「嘘を愛する女」は、長澤まさみ、高橋一生など豪華俳優陣がキャスティングされ、2018年に東宝配給で全国劇場公開。スマッシュヒットを記録している。また、2015年準グランプリの「ルームロンダリング」、2016年準グランプリ作品企画Fillmarks賞の「ゴーストマスター」、2016年審査員特別賞の「ブルーアワーにぶっ飛ばす」の3作品も映画化された。
さらに今年は、2015年準グランプリ「裏アカ」と、2017年審査員特別賞の「水上のフライト」が共に6月12日に全国のスクリーンで封切り。他の受賞作品も映画化に向けプロジェクトが進行中で、いずれもこのTCPから長編映画初監督の夢をつかみ取っている。
繰り返すが、TCPは映画の「企画」を募集するコンペ。募集部門は「企画部門」「監督部門」「脚本部門」があり、映像制作経験などの条件は一切なく、アイデアさえあれば誰でも応募可能。映画業界を目指している人、映像化したいアイデアがある人は、夢をかなえる絶好のチャンスだ。
募集期間は2020年5月19日(火)まで(※監督部門の映像提出物をDVDで送付する場合は2019年5月22日(金)消印まで有効)
応募詳細は公式サイトをご確認のこと。