フリーアナウンサーの大島由香里が4月2日放送の「バイキング」(フジテレビ系)に出演し、新型コロナウイルスによる猛威が続く中で、保育園における子供の感染リスクについて懸念している。
番組では、新型コロナに感染した京都産業大学の学生ら複数人と会食したことで、自身も3月31日に陽性反応が出てしまった富山県の保育士女性について特集。大島は「今、娘がまさに保育園に通っている年なんです」と切り出し、現在の保育園が送り迎え時のマスク着用の義務付けなど、様々な感染防止策を採用していると説明するも、「それだけの徹底をしても、結局先生がかかってしまったら、子供にうつるリスクがあるっていうふうになると、“たくさんの命を預かってる先生なんだよ”ってことを本当に自覚してほしい」と保育士側の意識を高めることも必要だと訴えた。
「全国規模で小中高の休校措置が取られている中、保育園に子供を預けている親としての心配をコメントした大島の気持ちも分かりますが、一方で大勢の子供に囲まれながら日々感染のリスクと闘っている保育士の苦労があることも事実です。ネットでは“世の中の保育士を敵に回したな”との声が集まり、『なら自分で面倒見ろよと言いたい』『むしろ送り迎えの親からうつされそう』『保育士さんだって不安な中、色々対策しながら保育してくれてんのに何いってんの?』『保育士じゃない私でもムカついた』と非難轟々。また、今回の騒動とは全く関係はありませんが、大島は3月のテレビ番組で紹介した冷凍した“手作り”炒飯によもやの市販品疑惑が浮上していたことから、『黙れチャーハン』『冷凍チャーハン事件のせいで信用できない』といったヤジも集まってしまいました」(女性誌記者)
「保育士だけでなく、周りの大人たち全員が自覚を高めていこう」と発言していれば、少しは大島への批判も緩和されていただろうが、件の“チャーハン騒動”によって、よけいに反発を受けてしまった。
(木村慎吾)