お笑いコンビ博多華丸・大吉の2人が、4月8日に放送された「あさイチ」(NHK)にリモート出演した。
「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍晋三首相が7日夕方、改正特別措置法に基づいて緊急事態を宣言。より一層の外出自粛や他者との接触を避けることを求められる中、NHKの朝の情報番組も翌8日から出演者のリモート出演という事態になりました。そのため、スタジオにいるのは近江友里恵アナウンサーだけで、華丸と大吉はカメラでつないだ別の場所からの出演という形になりました」(テレビ誌ライター)
番組冒頭、近江アナから「お元気ですか?」と声をかけられた大吉は、「昨日の今日だからあまり変わりない」と笑わせた。
この日は華丸の50歳の誕生日。先月の大吉の誕生日の放送で華丸は「つぶやきシローさん、お誕生日おめでとうございます」と、大吉と同じ誕生日の別の芸能人を祝うという“誕生日ボケ”を繰り出し、暗に自身の誕生日にも大吉の“ボケ”を要望していたのだが、大吉からの“ボケ返し”は結局ナシ。
「大吉は『ボケは返さないと』宣言していましたからね。というのも、華丸と誕生日が同じ芸能人というと、ピエール瀧や沢尻エリカ、カラテカの入江慎也と、昨年問題を起こした人ばかり。さすがにNHKでは誕生日ボケはしづらいだろうと思われていた上に、この日からリモート出演ですからね。さすがにボケ返しする余裕はなかったかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
何とも見慣れない絵面での放送に、視聴者からは「『あさイチ』がリモートに!」「近江アナさびしそう(笑)」「せっかくの華丸さんの誕生日がこんな形に…」といった反応が起きている。
また、「あさイチ」の前に放送される連続テレビ小説「エール」では、この日の放送回で主人公・古山裕一の妻となる関内音の姉・吟の14歳の誕生日を祝うシーンが放送されたため、「華丸さん、音ちゃんのお姉さんと一緒に祝ってもらえたね(笑)」「華丸さん、音ちゃんのお姉ちゃん誕生日おめでとう」「これはNHKから華丸さんへのおめでとうメッセージなのか?」といった反応がネット上で起きている。
大吉による“誕生日ボケ返し”は、来年まで楽しみに待つことにしたい。
(石見剣)