歌手・浜崎あゆみのデビュー前からスターダムにのし上がるまでを、彼女を支えたエイベックスの松浦勝人専務(当時)との関係を軸にして赤裸々に描いたフィクション作「M 愛すべき人がいて」(小松成美・原作)のドラマ化作品の第1回が4月18日、テレビ朝日系で放送された。
「原作の小説は、様々な意味で話題になっていましたね。浜崎さんの昔からのファンからは批判も多かったのですが、映像化されてどのような出来になるのかが注目されていました」(テレビ誌ライター)
視聴者からは「土曜の夜だけど、外に飲みにも行けないから見てみたけど、面白かったよ、ツッコミどころ満載で(笑)」「90年代中頃の雰囲気が懐かしいな。ヴェルファーレっぽいクラブも出てきたし」「田中みな実の演技が凄すぎてストーリーが頭に入らない!」「安斉かれんさんは確かに昔のあゆの雰囲気あるけど、演技はいただけない」「TRFとかELTを思い出させるアーティストも出てて懐かしい」「マサのライバルプロデューサーは小室哲哉だよね?描き方に悪意しかなかったけど大丈夫なの?」「演技とかストーリーはつまらんけど、別の意味で笑えたし来週も楽しみ」といった大反響を巻き起こしている。
「第1回放送では、アユが故郷から出てきてマサに見い出され、歌を歌っていきたいと決心するまでが描かれていました。フィクション作品ですし、登場人物はみな架空の人物ではあるのですが、それぞれのモデルがわかりやすいですし、当時を知る層にはツッコミながら、その頃を懐かしく思い出すという楽しみ方もできたようですね。新人の安斉さんの演技力はさておき、田中みな実さんや高嶋政伸さんの快演ぶりには次も期待がもてそうです」(前出・テレビ誌ライター)
第1回目の視聴率は5.6%。新型コロナウイルスによって週末の夜も在宅を強いられる人々の毎週の楽しみになれるのかどうか、注目したい。
(石見剣)