俳優・窪田正孝主演の朝ドラ「エール」(NHK)に4月20日、ミュージカルで活躍する俳優・古川雄大が出演。癖の強いキャラが注目を集め、Yahoo!のリアルタイム検索で“ミュージックティーチャー”が第1位を獲得するほど話題となっている。
「今回の朝ドラは、名曲の数々を世に送り出した作曲家・古関裕而と、歌手として活動した妻・金子をモデルにした作品。今週は主人公・裕一(窪田)の妻になる音(二階堂ふみ)の歌の先生で、古川演じるトランスジェンダーの御手洗清太郎が登場。『先生』と呼ばれると拒絶反応を起こし、『先生はやめて!』『ミュージックティーチャーと呼びなさい』と声を荒らげるユニークなキャラに、ネットでも『ミュージックティーチャーの圧が強い!』『1分ちょっとの出演で、とんでもないインパクトを残した』といったコメントが躍っています」(テレビ誌ライター)
“ミュージカル界の新プリンス”と呼ばれる古川は、2007年上演の「テニスの王子様」で不二周助役を演じ注目を集めると、その後もミュージカル「エリザベート」「ロミオ&ジュリエット」など大作に出演。2018年には連続ドラマ「下町ロケット」(TBS系)で大農家の嫌味な三男坊役を好演。今年1月期のドラマ「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(日本テレビ系)では、チャラいバーテンダー役。さらに、近日公開の映画「劇場版 コンフィデンスマンJP プリンセス編」にも出演するなど、目下売り出し中のイケメンだ。
「今回、御手洗役を演じるにあたり、古川自身は『最初に台本を読んだ時は、とてもハイテンションで可愛らしい印象を受けました。ですがオーバーにやりすぎないよう、なるべくナチュラルに、みなさまに自然に受け入れてもらえるような人物にしたかった』と話しています。初登場の回で、Yahoo!のリアルタイム検索1位を獲得。ツカミはOKですね」(前出・テレビ誌ライター)
今後も主人公・裕一(窪田)とヒロイン・音(二階堂)にエールを送りパワーを与える重要な役どころだけに、テレビ界でも名を売るチャンスは十分ある。さらに追い風になるのが、事務所の先輩にあたるこの人の存在だろう。
「主人公・裕一の幼馴染で、後に音楽大学を卒業して歌手として裕一の曲を歌い人気を博す佐藤久志役で、事務所の先輩・山崎育三郎が出演しています。山崎はミュージカルはもとより、昨年は話題のドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系)などドラマや映画でもブレイク。今後、共演シーンもあり古川も『心強かった』とコメントしています」(女性誌記者)
これだけお膳立てが揃えば、ブレイク間違いなしか!?
(窪田史朗)