落語家の笑福亭鶴瓶が、4月26日に放送された自身がパーソナリティーを務める「笑福亭鶴瓶日曜日のそれ」(ニッポン放送)で新型コロナウイルスに言及。「もっともっと前に、いろんな判断やってくれたら、早くやってくれたらよ、死なんでええ人もおったと思うねん。早く判断せんで、コロコロ、コロコロ変わってきてるから」と苛立った様子で政府の施策に苦言を呈した。
また、全国すべての世帯に2枚ずつ布マスクを配布する安倍首相の政策についても「マスクで問題やんか。カビが生えたり、毛が(混入したり)‥‥。日本(の業者)に頼んだったらええやん」と、かなりご立腹の口調だった。
これに対してネット民は「ホントだよ! 死ななくて良い人は絶対にいた。もっと賢く、もっとテキパキする人がトップだったら何事も、こんなに遅くなかった」など同意する意見が多数あったほか、「鶴瓶さんがここまでいうなんてよっぽどです。多くの方が亡くなっていくことにとてもショックを受けておられるのだと思います」「鶴瓶さんですら、政府へのイラつきが出始めている事はちょっと意外」と温厚なイメージの鶴瓶の怒りに驚くリスナーもいた。
「日本医師会の釜萢敏・常任理事が4月22日の会見で“4日間待機ルール”について『4日間様子をみてくださいということではなく、いつもと違う症状が4日も続くようなら受診してくださいという趣旨だった』と釈明したことには、有識者からも非難が殺到しました。鶴瓶も怒りを抑えられず、思わず厳しい意見を述べたのだと思います」(週刊誌記者)
不衛生なマスクの配布といい、4日間ルールといい、政府に怒り心頭な国民は少なくないはずだ。