お笑い芸人・宮下草薙の草薙航基が、4月27日に放送されたコンビの冠ラジオ番組「宮下草薙の15分」(文化放送)で、外出自粛中の家での過ごし方を明かし反響を呼んでいる。
宮下草薙は、ボケ担当の草薙航基とツッコミ担当の宮下兼史鷹からなるお笑い第7世代の代表的コンビ。「ネガティブ漫才」を持ちネタに、バラエティ番組などで爆発的な人気を博している。2人は同じアパートの別の部屋に住み、お互いの部屋を行き来するなどコンビ仲の良さでも知られており、2人がパーソナリティを務めるラジオ番組「宮下草薙の15分」では、より2人の素の様子が垣間見られると評判で、ファンの間で必聴となっている。
「27日の放送では外出自粛の中、家でどう過ごしているかという話題になり、草薙は『俺はYouTubeを観てる。宮下の』と、相方のYouTubeチャンネルを観て過ごしていることを明かしました。宮下は4月頭に公式YouTubeチャンネル『宮下兼史鷹のBTGMチャンネル』を開設し、玩具銃のNerf(ナーフ)で洗濯物を取り込む動画や、仮面ライダーベルトを装着して変身ポーズを取る動画などを配信しているのですが、本人曰く、お笑い第7世代イチゆるやかに(チャンネル登録者数が)千人に到達した番組だそうで、確かに、同じ第7世代の芸人EXITのYouTubeチャンネルの登録者数が55万人を超える中、宮下のYouTubeの登録者数はようやく8千人を超えたところ。しかし、草薙は『面白いのに』と絶賛しています」(エンタメ誌ライター)
同じアパートの別の部屋に住み、自室にこもっているときも相方のYouTubeを観ているという、相方への愛があふれる草薙。最近は家でゲームも行っているそうだが、ゲームを巡るトークでも宮下への思いやりが炸裂した。
「草薙は、宮下からオススメされたゲーム『マインクラフト』を初めたそうです。ブロックを置いたり冒険へ出かけたりするゲームで、ゲーム内で小屋から豪華絢爛な城まで、さまざまなものを作ることができるのですが、草薙は『最初に宮下が見つけてくれた街、あそこで俺は生活してるよ』とゲームの経過を伝えると、宮下が『え? 俺が簡易的に作った家でしょ?』と、草薙のゲームの進行の遅さに驚きの声をあげました。草薙は『宮下が作ってくれた家、まだ取ってあるよ』とそこに住んでいると主張しながら、じつはその『家』を“大きくアレンジ”していたことが発覚。宮下がなぜ何もしてないと言ったのか草薙にツッコむと、草薙は『悲しむかなって思って』とポツリ。なんと草薙は、宮下が悲しむと思ってゲーム内で『家』を大きくしたことが言い出せなかったというのです」(前出・エンタメ誌ライター)
2人のトークを受けてSNSでは「家に居るときも宮下のYouTubeを観てる草薙、可愛すぎる!」「テレビでは草薙のネガティブなところとか、オドオドしているところばかり切り取られるけど、ラジオでは宮下さん相手だから。のびのびと話していて好きになった」「2人の会話が微笑ましすぎて15分じゃ足りない」「自粛ムードで疲れていたけど、2人の仲の良さを聞いて癒された」などと、コンビ仲の良さを称賛する声が多く寄せられた。
芸人のラジオ番組といえば、1時間2時間の放送が当たり前の中、“15分が限界”と言い張っている2人。「宮下草薙の15分」は、最近テレビではあまり見られない宮下草薙の“イチャイチャ”がダダ漏れになる貴重な15分なのだ。
(金宮炭子)