5月7日に放送された、おぎやはぎがパーソナリティを務めるラジオ番組「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)で矢作兼が、4月30日放送の「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、矢部浩之が岡村隆史に行った“公開説教”について持論を語った。
岡村は4月23日放送の「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、新型コロナウイルスの影響で収入が減少し、生活に困窮した若く美しい女性が、終息後に短期的に夜の店に関わる可能性があると発言して大炎上。30日放送の同番組で岡村本人が謝罪の言葉を繰り返し、途中からは相方の矢部も登場して岡村の普段からの態度や、問題点について次々と指摘した。
TBSラジオの「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」は、ニッポン放送の「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」のちょうど裏番組。7日の「メガネびいき」放送中、「岡村のANN」に矢部がゲスト出演していることをリスナーからのメールで知ったおぎやはぎは「矢部さん今週も出てんの!」「2週連続!」「こっちは岩井で勝負だからな」と、リモートでゲスト出演していたハライチの岩井勇気の名前を上げつつ反応した。
また、30日放送の「岡村のANN」をすべて聴取したという矢作兼は、矢部の1時間20分にわたる公開説教について、矢部の発言はすべて正論であると述べた上で「俺の性格もあるかもしれないんだけど、30分(続けて)正論を言われると、どんどん腹立ってくるんだよな、もういいよって(笑)」「(自分の感覚だと)正論を言っていいのは20分くらいまでだな」と持論を展開。また、矢部と岡村のやり取りは「離婚する前の夫婦のような会話」みたいだとも言い、過去の出来事を掘り起こされて説教されることに対して「そもそもあなた結婚式のときからそうだった」と言われているような感じだと発言。小木博明も「何も言えない状況だからね」と重ねた。
「『メガネびいき』と『岡村隆史のANN』は裏番組ながら親交があり、2018年に岡村隆史が美女との自宅お泊まりスクープをされた際、おぎやはぎが番組で岡村のスキャンダルをイジると、TBSラジオにニッポン放送の岡村隆史が電話をかけてきて、スキャンダルの真偽について説明したことがありました。普通ならタブーである、局の垣根を超えた交流は“歴史的共演”と話題になったものです。7日放送の『メガネびいき』でも矢作は、岡村が番組の“コーナー”中もテンションが低かったことを心配し『コーナーだけは嘘でもいいから笑ってくれって電話したいくらいだった』と、狼狽しきっていた岡村を気遣う一幕もありました」(エンタメ誌ライター)
裏番組同士、ライバル関係でありながらいい距離感を保つ「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」と「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」。両番組のファンだというリスナーも多く、今回の矢作の発言に対して「岡村さんのことを気遣ってくれて矢作さんありがとう」「正論は30分くらいが限界って、いかにも矢作らしい(笑)」「岡村さんが謝っている裏で、おぎやはぎはリモート出演の岩井に“ウォシュレットの音聞かせて”って頼んでいて、両番組の温度差が面白い」「矢作さん、番組中に岡村さんに電話すればよかったのに!」など様々な反響が寄せられた。
裏番組の岡村隆史がピンチの今、今後、TBSラジオのおぎやはぎがニッポン放送の岡村へと手を差し伸べる展開も!? 来週以降も“木曜深夜25時”から耳が離せない。
(金宮炭子)