バラエティ番組で「仕事が減った」と明かしたり、TBSの五輪キャスター起用が報じられるなど、独立した後も何かと話題に事欠かない中居正広。テレビのレギュラー本数は以前とほぼ同じ。タレントとしてだけでなく、自己プロデュースにも長けていることを改めて証明した。
そんな中居だが、キャリアの割には業界の友人が少ない。広く浅くではなく、深い付き合いを重んじるからだ。ジャニーズタレントで、彼の寵愛を受けたのはKis-My-Ft2・北山宏光だ。
「キスマイはSMAPにとって最後の直の後輩。デビュー間もない頃には『SMAP×SMAP』や『キスマイBUSAIKU!?』(現『キスマイ超BUSAIKU!?』/フジテレビ系)を通じて、中居は北山にバラエティスキルを叩き込みました。中居は派生グループの舞祭組(宮田俊哉、横尾渉、二階堂高詞、千賀健永)をプロデュース。1stアルバムに楽曲提供、初コンサートでは自らダンスを披露するなど、相当な猫かわいがり。プライベートのゴルフにも、北山をよく連れて行っています」(芸能ライター)
中居は北山に「○月×日、ゴルフ行くから来い」とだけ連絡して、当日は、中居の地元・神奈川県藤沢市の友人の輪に北山を放り込んだ。中居は別グループで大はしゃぎだ。
「しかもラウンドする前に、北山と一緒の組の男性を指して、『あいつ、マジあぶねぇやつだから、気をつけろ。あいつ、昔はマジ悪かったから、怒らせたら死ぬからな』と耳打ち。北山を震えあがらせるイタズラをしたそうです。そのせいで、北山は当日のスコアをまったく覚えていないとか(笑)」(前出・芸能ライター)
ラウンド中、北山をチェックしていた中居。おそらく合格点だったのだろう、プレー後は地元の行きつけの居酒屋に連れて行き、真面目に仕事の話をしてくれたという。
ウブだった当時の北山には少し荒療治だが、いい経験になったに違いない。
(北村ともこ)