5月23日に22歳という若さでこの世を去った女子プロレスラー・木村花さんが所属していた「スターダム」のロッシー小川エグゼクティブプロデューサーが24日、自身のツイッターを更新し、木村さんが飼っていた猫について言及した。
小川氏は「花に送られたコメント、写真、映像を見るにつけ涙が込み上げてくる。心は強いと自負する私だが、歳を重ねると涙腺がもろくなってしまったようだ。」とやるせない心境を明かし、「花は飼っていた子猫をカゴに入れ事務所のドア外にそっと置いて旅立ってしまった。この子猫は花の形見のようだ。だから一層、可愛くも愛おしくも見える。」と、猫を抱いた木村さんの写真を添えた。
「木村さんは自身のインスタグラムに、死の直前と思われる投稿で猫と一緒の写真を投稿し、『愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね。』と投稿していましたが、猫の安否を気遣う声が上がっていました」(芸能誌ライター)
猫は木村さんが生前親交のあったガールズバンド・SILENT SIRENのメンバーである、ひなんちゅから引き取った保護猫。名前は「からあげくん」で、丸くて茶色い見た目から名付けたのだという。
「ひなんちゅさんも自身のツイッターで『昨夜、花ちゃんのお母様から連絡をいただきました。猫ちゃんは花ちゃんがスターダムの寮に連れて行っており、いま寮の皆様に可愛がってもらっているそうです』と報告しています。木村さんは恐らく、残される愛猫を気に懸け、スターダムの事務所まで連れて行ったのでしょう。どんな気持ちで猫と別れたのかを思うと、やり切れない気持ちになりますね」(前出・芸能誌ライター)
ネットでは「ロッシーさんがアップしたからあげくんの表情が何とも悲しげでやりきれない」「悲しい辛い出来事だけど、花ちゃんが可愛がっていた猫の無事を聞いて少しホッとしました」「からあげくん、花ちゃんの分もみんなに可愛がられて幸せになってね」「花さん、もっともっと猫ちゃんのそばにいて成長を見守りたかったろうに…悲しいです」といった声が上がっている。
木村さんの冥福を祈るとともに、からあげくんが木村さんの願った通り、すこやかに長生きしてくれることを祈りたい。
(石見剣)