タレントのGENKINGが4月16日に、韓国のソウルで開催される韓国美容外科学会で「水素」の効果について学術論文を発表することがわかった。
GENKINGはタレント活動と並行して一般社団法人「日本酵素・水素医療美容学会(JEHMB)」が発行するファスティングカウンセラーの資格を取得し、美容のプロとしても活動している。しかし、今回の報道に、ネット上では「胡散臭い」「自分が書いた論文か疑問」「なぜ韓国の学会?」など疑問視する声が多数書きこまれている。
美容業界で水素が注目され始めたのはおよそ9年前。身体に老化をもたらす活性酸素を除去する効果があると言われている。GENKINGも早くから水素吸入器や水素を使ったサプリメント、入浴剤等を愛用し、自ら実感した効果と「水素美容」の最新情報をSNSなどでも発信してきた。
さる大学病院の内科医が言う。
「水素の効果効能は、いまだに疑問が多すぎます。生活習慣病の改善やアンチエイジング効果に期待はできますが、あくまでも期待できるという範囲までしか解明されていません」
ただでさえ「IKKOの二番煎じ以下」と言われているGENKING。今回の論文発表で独自の美容理論が認められればよいのだろうが、果たして?