2016年10月期に放送され人気を博した「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)。そのドラマを再編集した「逃げるは恥だが役に立つムズキュン! 特別編」が5月19日にスタートし、初回平均視聴率は11.0%を記録した。
同ドラマは新垣結衣と星野源が出演した海野つなみ氏原作のラブコメディ。ストーリーはもちろん、エンディングで星野源の「恋」に合わせてキャスト陣が踊る“恋ダンス”が大きな話題を集め、社会現象を巻き起こした。
「『逃げ恥』は再放送を強く希望する声があって、2017年の大晦日から正月の二日間にかけて全11話を一挙放送。2019年の年末にも再放送されるなどTBSにとっては必勝コンテンツです。今回の再放送は、4月期ドラマ『私の家政夫ナギサさん』の放送開始延期を受けて、再編集版となる『特別編』として放送。初回視聴率11.0%は、本放送時の10.2%を上回っています。制作から3年以上経っていますが、その人気はまだまだ根強いですね」(テレビ誌ライター)
この特別編は、未公開シーンや未公開カットを加えたもので、監督、プロデューサー、編集スタッフが、リモート会議や電話で意見を出し合いながら作り上げているという。第1話放送時には、Twitter上でドラマ実況ツイートが相次ぎ、「逃げ恥」が世界トレンド1位にもなった。
「そして26日に放送された第2話では、なんとエンディングに新垣結衣と星野源がサプライズ登場。リモートによる恋ダンスを久々に披露し、《ガッキーかわいい》《ガッキー尊い!》《全く変わってない。いや若くなってる》とネット上では大盛り上がり。2週連続で『逃げ恥』がTwitterトレンド世界1位を獲得しました。この勢いであれば、視聴率もますます上がっていきそうです」(前出・テレビ誌ライター)
2016年には最終回視聴率20.8%を記録した「逃げ恥」。今回の特別編でその記録を塗り替えられるか!?
(安達信也)