コロナ禍で、家計がいつもより圧迫されているという家庭は多いようです。とくにどんなことに困っているのか、そのリアルに迫ってみました!
家計簿アプリ『おカネレコ』を提供するスマートアイデアが2020年3月下旬、ユーザー2,422名に実施した「家計に関する意識調査」によれば、コロナウイルスの影響によってどのような出費が増えているかの問いに、子育て世帯では「食費」が53.9%、「日用品」が30.4%という結果になったそう。さまざまなメディアでもいわれているように、園や学校が休みになり、昼食代分が食費に大きく影響していることが分かります。
逆に、減った出費については、「交際費」が46.2%、「交通費・旅費」が29.6%。やはり、人との交流や外出が減ったことが原因のようです。これが、食費や日用品との差し引きで赤字にならなければいいのですが……。
気になるのが収入面ですが、全体の17.4%の人の収入が減っています。その額は平均で6万円ほど。とはいえ、約8割は収入面に変化がないようでした。
また、コロナ禍を受けてお金の使い方を見直すきっかけになったかといえば、約半数が「お金の使い方を見直すきっかけになった」と回答しています。
節約主婦ブロガーであるハピコさんの著書「モノと家計を見直してお金のことで後悔しない暮らし方」(KADOKAWA刊)によれば、ハピコさんは家計と共にモノの見直しもして、本当に今の自分に必要だと思えるものだけを残したそうですよ。
コロナ禍で掃除・片付けをする人が増えている中、家計はもちろん、その維持にお金がかかるモノの見直しもして、大きく一歩前進してみるのもいいかもしれませんね。