綾瀬はるかと長澤まさみ。2人とも視聴率が取れる人気女優だが、コロナ禍により奇しくも“優先順位”が明らかになったことを6月4日発売の「女性セブン」が伝えた。
テレビや映画は、新型コロナウイルスの影響で撮影が大幅に遅延。各局とも夏ドラマの話数を削減するなど、放送スケジュールを大幅に修正せざるをえなくなっている。そんな中、長澤が出演する夏の日曜劇場「ドラゴン桜2」(TBS系)が放送延期になりそうだというのである。当初は話数を削減するか、秋以降のドラマをずらす予定だったが、後回しにされる公算が大きいという。
というのは、秋と冬のドラマに理由があった。秋の日曜劇場は俳優の妻夫木聡と女優の吉高由里子がダブル主演する「危険なヴィーナス」。脚本は超売れっ子の黒岩勉氏が担当する。冬は主演が綾瀬で、脚本は「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」(いずれも同局系)などヒット作を記録した森下佳子氏の強力コンビ。秋、冬とも高視聴率が見込め、絶対に延期できないことから、長澤の夏ドラマがその影響を食らう可能性が高いそうだ。
また、当初は女優として格上だった長澤を、前出の「ぎぼむす」などのヒット作連発により綾瀬が立場逆転したという、映画関係者のコメントも載せている。だが、長澤まさみには、綾瀬を圧倒的にリードするある一面があるという。
「2人が出演した映画『海街diary』の完成披露イベントが2015年5月に都内で行われました。この模様の一部は、同日の『シネマトゥディ』のYouTube動画で公開。その中で、綾瀬と長澤に対して『家事を分担するとしたら?』という質問がされたシーンがありました。綾瀬は洗濯と掃除はやるというものの、ごはんと食器洗いは長澤に『お願いします』とお手上げ。長澤は掃除、ごはんを担当することに抵抗がなく、将来は良いお嫁さんになるのではないでしょうか。一方、綾瀬は料理が苦手で、男性の胃袋をつかむことは難しいかも。結婚するとしたら料理教室に通うなど努力が必要でしょう。」(映画誌ライター)
ドラマでは綾瀬に譲った長澤だが、女子力の資質に関しては大分リードしていそうだ。
(石田英明)