ダイエットや体重維持のために実践していることはありますか? 実は、ボディメイクに敏感なモデルたちが、密かに行っている方法があるようなんです。
それは「小分けにして食べる」こと。1回の食事の量を減らして、1日の食事の回数を増やすのです。ではなぜ、この小分けにする食べ方はダイエットによいのでしょうか?
料理研究家で栄養士の浜内千波さんの著書「知らないうちに痩せている 1日6食ダイエット実践編」(マガジンハウス刊)では、1日6食にするダイエット法を紹介、解説しています。これによると、1日の食事回数を増やす目的は、空腹時間を作らないことだというのです。
空腹がいけないのは、空腹の状態で食事をすると血糖値が急に上がり、インシュリンという肥満ホルモンがたくさん分泌され、脂肪をため込もうとするからなんだとか。そのために重要なのは、血糖値を急激に上げないようにすること。それが、1日6食に分けて食べることなんだそうです。
具体的には、朝昼夕の3食に、おやつタイムを2回入れます。消化が活発な15時までの時間帯なら、甘いケーキやクッキーを食べても大丈夫とか。注意したいのは、1日の摂取カロリーの上限を超えないようにすること。これらを守れば実践しやすいダイエット法なので、ぜひ取り入れたいですね。
また、ダイエットカウンセラーでもある伊達友美さんも、1日5食にすると太りにくくなるといっています。間食を挟むと、「食べたい」という気持ちをコントロールでき、ストレスをためずに食べ過ぎを防ぐことができるのだとか。
「ダイエットはしたいけれど、食べたい……」。そんな人は、ぜひ一度試してはいかがでしょうか。