5月26日に無期限の活動自粛が発表されたNEWSの手越祐也。今後についてはジャニーズ事務所からの退所が濃厚とも報じられている。ところがその“退所”がどうやら一筋縄ではいかなそうだというのである。
「手越のほうは、自分にも言い分があるとの認識。一方でタレントを統括する滝沢秀明副社長は度重なる夜遊び報道にもはや堪忍袋の緒が切れており、ついに処分に踏み切った。活動休止ということはギャラも入らないわけで、音をあげた手越が早晩、自ら退所を切り出すのではないかと目されています」(業界関係者)
ただ、実際にはそう簡単な話ではないとの指摘もあるようだ。
「事務所側にとって、手越の退所は“諸刃の剣”になりかねません。たしかに手越の自分勝手な振る舞いは強制退所もありえるレベルですが、その一方で手越は普段から後輩たちの面倒をよく見ており、後輩たちからの人望はかなり厚い。そのため手越が事務所を辞めるとなった場合、現体制に不満を持つ一部の後輩たちが『俺も手越くんについていく!』と脱退する可能性が否定できないのです」(前出・業界関係者)
しかし“ジャニ辞め”タレントのほとんどが、テレビ露出もままならないことは広く知られる話。なにしろ元SMAPの“新しい地図”でさえ、未だに地上波にはほとんど出演できていない。
「注目はどれくらいの後輩が手越に付いていくかでしょう。一人や二人であれば大したダメージではありませんが、“事務所分裂”と言えるほどの大人数となれば話は別。そもそも手越は藤島ジュリー景子社長の大のお気に入りと言われていますし、その手越の退所が原因となって事務所を割るような事態になったら、今度は滝沢副社長の責任問題にも発展しかねません。将来に禍根を残さないためにも、ここは滝沢副社長の腕の見せどころですね」(前出・業界関係者)
手越の処遇が、事務所のお家騒動に発展する可能性もありそうだ。
(浦山信一)