女優の遠野なぎこが6月13日、自身のブログを更新。「今迄、ありがとうございました」とのタイトルで最後の投稿をし、ブログを閉鎖することを明らかにした。
遠野は、「“摂食障害”、“強迫性障害”、“パニック障害”、“希死念慮”、“社会不安障害”、“醜形恐怖症”、“自尊心の異常なる低さ”、“自傷行為”等々…目には見えない様々な病への理解を少しでも世に広げたく、そして自分と同じように苦しむ方々の休憩所のようなそんな場所にしたかったのです」と自身のブログの開設理由についてあらためて述べ、また「匿名で、誰にも打ち明けられない“心の闇”を捨てていく場所。たまには、絶対に嘘をつかない人間から返信がくる場所」にしたかったと語り、「自分にだって、呼吸くらいは自由にさせて欲しい、それくらいはどうか許して欲しい…そう思ったから。出来ることなら、継続していきたかったです」と心境を明かした。
ブログを継続できなくなった理由については、「私の“いのち”でもある、“悠&蓮”を失った現在。もう何も言葉が見つからないのです」「全てのエネルギーを失いました」と愛猫を失ったことよる虚無感が理由と吐露している。
「遠野は『一度繋いだ手は、永遠にそのままです。ゴメンね、そして今迄本当にありがとう。バイバイ』というメッセージで締めくくりましたが、読者からは《猫ちゃんが連続で亡くなったら飼い主さんは本当に落ちますよね》《もともと不安定な方にペットロスが続くのは危険です》《事務所の人が近くにいてあげないとダメな雰囲気じゃないの?》と、ペットロスで落ち込む遠野に心配の声があがっています。遠野はアルコール依存症を患ったり強迫性障害で投薬治療を受けるなど、精神が不安定な状況にあることをたびたび明かしている。それに加え、心の支えであった2匹の愛猫を相次いで失ったことで相当なダメージを受けていることは容易に想像できます。先日も、愛猫を失ったことについてブログに『親切な仮面をかぶって、口撃』してくるコメントがあるとし、『でもね、一番酷いのが…“何かしでかしそうですね”』『“何か”…前後の文章は載せませんが…所謂、自発的な“何か”の事を仰っているのでしょう』と愛猫の死に乗じて寄せられた誹謗中傷に対して『本当に卑劣』と怒りを露わにしました。ただ読者からは、遠野のそうした気持ちを察しつつも、今回ブログまで閉鎖されたことについて、心配する声が多くあがっています」(スポーツ紙記者)
ペットロスの深い悲しみは察するに余りある。またすぐにテレビや舞台で元気な姿を見せてほしいものだ。
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