4月20日には主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)がスタート。同作では二股恋愛や不貞愛におぼれていく恋愛体質の女性を演じ、これでもかというくらいのキスシーンに挑戦するなど、女優としてまた一つ新たな扉を開いた前田敦子。
演者として着実に力をつけている彼女だが、その勢いを止めるかのように7日発売の「女性セブン」が、前田の舞台鑑賞でのマナー違反を報じて、女優としてのイメージを大幅ダウンさせた。
同誌によれば、前田は松たか子が主演を務める舞台「逆鱗」の千秋楽公演を鑑賞しに来ていた前田だったが、本人バレを防ぐためか黒いキャスケット帽を深くかぶっていたとのこと。しかし、舞台上映中は帽子をとるのがマナーであり、開開演前には帽子をとってくださいというアナウンスが流れ、係員に何度も注意されても前田はそれに応じなかったという。
その結果、追い出されるように一度席を立ったようで、しばらくしてから帽子を外して客席に戻ってきたとのこと。
この報道に不快感を抱く人も多く、「やっぱ、調子乗ってるな!」「自分だけ特別扱いが許されるとでも思ってるのか?」「大物気取りはAKBを出たら通用しませんよ」とネット民たちから言われたい放題。
ところが、前田本人はこの報道をツイッターで否定。「舞台を観るのが大好きなのに、その舞台を汚しているような嘘を書かれるのは悔しいです。悲しいです」とツイートして、完全なるデマ記事であると説明している。
「AKB時代もセンターを務めていたため、バッシングやウソの噂を流されることが多かった前田だが、スルースキルは非常に高く、言いたい人に言わせておけばいいというスタンスでした。しかし、今回は内容が内容だけに、事実であれば役者失格と思われてしまっても仕方ないので、さすがに黙っていられなかったようです」(アイドル誌ライター)
前田ファンたちは今回の記事も最初から信じていなかったということだが、いかんせん何かと勘違いされやすいタイプでもあり、彼女が帽子をかぶっている写真がけっこう世に出回っているため、すぐにイメージが繋がってしまったこともアンラッキーだったとのこと。本人やファンの思いとは別に、世間ではこの報道を鵜呑みにしている人も圧倒的に多いようだ。
(田中康)