俳優の浅野忠信が新型コロナウイルスの感染リスクを極端に恐れ、主演映画の企画も遅々として進められない状況に至っているという。
「NEWSポストセブン」は6月25日、コロナへの感染リスクを恐れるあまり、全国的に経済活動が再開している現在においても、家から一歩も出ない生活を過ごしているという浅野の警戒っぷりを紹介。記事によれば、浅野はコロナうつやパニックに陥っている様子ではないとしつつも、「こんなに危険な状況で家から出られるわけがないでしょ?」との姿勢を崩さず、仕事の復帰要請にも応じていないという。
自宅へ説得に訪れたマネージャーや関係者とも、“全身消毒”を施した上での対面を心がけ、「絶対に自分も感染しないし、周囲にもうつさないという徹底ぶりは素晴らしいのですが…」と困惑気味に話すテレビ局関係者の言葉も掲載されている。
浅野の極端な警戒をもたらした要因としては、志村けんさんや岡江久美子さんが感染して亡くなったこと、罹患した石田純一やテレビ朝日の富川悠太アナウンサーへの世間的バッシングも背景にあるという。しかも出演が決まっていた映画「刑事ゆがみ」の撮影もコロナへの恐れから参加を断念し、企画自体がストップしたというのだ。
「感染したら周囲に迷惑をかけるし、叩かれる」。ある意味で浅野の正義感が窺えるスタンスではあるが、「刑事ゆがみ」の共演者や関係者には別の意味で迷惑をかけてしまっているようだ。
「マネージャーにも全身の消毒をさせるなど、厳戒態勢を敷いているという浅野ですが、この極端な衛生観念に対して理解を示す人が多いのも事実。コロナ禍でも外出して夜遊びしてしまう一部の芸能人もいる中、徹底的に自粛生活を続ける姿勢には『恐れ過ぎで良いと思うけど。罹患したら結局自分のせいになっちゃうわけだし』『誰もがこういう意識で居られれば、今の状況は違っていたかもしれない。死なずに済んだ人も沢山居たと思います』『まだワクチンもできてないんだから恐れるのが当たり前』との声が出ています。現在ドラマや映画の撮影現場では待ち時間中のフェイスシールドやマスクの着用ルールなど、様々な感染防止策を実施しているようですが、厳格な性格の浅野を説得するにはまだまだ時期尚早なのかもしれません」(芸能記者)
果たして“浅野アラート”はいつまで真っ赤に点灯し続けるのだろうか…?
(木村慎吾)