お笑いタレントのカンニング竹山が6月26日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)に出演し、共演者の女性タレント陣にブチギレする一幕があった。
番組にはママタレとして活動する千秋や坂下千里子らも出演し、「なぜ妻は不機嫌? 夫の嘆き」とのテーマで熱い議論を展開。「週末の予定を妻に聞いたら、なぜかいきなり怒られてしまった」という男性視聴者から寄せられた“嘆き”が紹介され、男性は妻の怒りの要因すら分からなかったという。
これについて坂下は「(その男性に)腹が立つ。何も分かってない。子供の予防接種とか大変なんです。毎月色んな種類があって。それを把握するのはママ」だとし、呑気に週末の予定を聞いてくる男性の無責任さをチクリ。すると、千秋も坂下の見解に同調し、本来ならば育児に関する予定や情報などを夫側も知っている状態でなければならないと主張した。
続けて千秋は「お便りもあるだろうし、冷蔵庫にも貼ってあるだろうし、本当は同じ情報を持ってなきゃいけない」と説くと、MCのバナナマン設楽統が「確認(のつもり)で聞いてるんじゃない?」と質問。しかし、千秋が再び「保育園の運動会とかすごい重要なことじゃないですか。それのことで1週間前からお弁当何にしようとか、あの日何しようかとか…」と反論していると、いきなり竹山が「うるせぇな!うるさい!」と突然怒りを爆発させ、笑いを誘った。
女性陣からの反論が怖かったのか、竹山はすぐに「って言いたいけど、言えないの」と感情にブレーキをかけ、「分からないけど、こんなのいっぱいある。確認してるけど入ってこないからミスしないように…」とあくまで慎重なだけだとして男性側を擁護。さらに、人間の仕組み上、男性はあまり家庭の細かな情報が頭に入ってこない特徴があるとの持論を述べると、千秋からは「なんなの?バカなの?」ともはや言われたい放題のフルボッコ状態となってしまった。
「番組内では完全に男性陣が劣勢へと追い込まれ、竹山も“ブチギレ未遂”で幕引きするしかなかったわけですが、ネットでは竹山や設楽の意見に理解を示す声もありました。やはり、外で働いている以上、子供とより多くの時間を過ごす妻の方が情報量で勝ってしまうことは仕方がなく、『専業主婦なら育児については専門家ですからね。その担当者に確認入れるのは間違ってない』『確認して情報を共有しようとしてるのに、私が知ってるんだからあなたも知ってて当然よね!って考えなら報連相がなってない』との指摘が。また、確認されただけでいちいち感情的になってしまえば、そのうち男性は聞くことすらやめてしまい、ますます夫婦の関係性が悪化する可能性があると懸念するコメントもありました。すでに共有済みのスケジュールや情報を何度も聞いているならまだしも、その程度の質問にあまりに過剰に反応していては別の問題に発展しかねませんからね」(女性誌ライター)
中には、家族間でカレンダーのスケジュール表を一括でシェアできるアプリの利用を推奨する意見もある。いずれにしても、夫が竹山のように「うるせぇな!」と爆発してしまわぬよう、平和的なアイデアでこの問題を解決してほしいところだ。
(木村慎吾)