6月27日、中島健人と平野紫耀がW主演するドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」(日本テレビ系)第1話が放送された。同ドラマは初回から重い内容が放送され、話題を集めたという。
「『未満警察』は警察学校を舞台に、主演の2人が難事件を解決していくというサスペンスドラマです。第1話では、犯人が電気ショックを使って周囲の人間を虐待し、マインドコントロールしていくという洗脳事件が描かれましたが、これが02年に実際に起きた『北九州監禁殺人事件』と手口がそっくりだったため、ネットで物議を醸しています」(テレビ誌記者)
一部視聴者は、今作がジャニーズアイドル主演のコミカルドラマだと思っていたようで「こんな重い内容だと思わなかった」「アクションコメディを期待していたのに」「なぜ1話から陰惨な北九州の事件なんて描く?」と戸惑う声も相次いだ。
さらに1話では、中島と平野のあるシーンに関しても、炎上する事態になっているという。
「ドラマの中で平野と中島の2人が、向かいの部屋の窓から見える風呂上がり人妻を、寮の部屋から双眼鏡で何時間も覗くというシーンが描かれました。これは事件発覚に繋がる重要なシーンだったものの、一部ネットにて『覗きという性犯罪を娯楽にするな!』『警察に覗きをさせるなんてありえない』などと大批判を浴びる事態に。さらにその後、BPOに通報したとツイートする人まで出てきているのです。しかし一方では、『視聴者はそれをダメなことと認識すればいいだけ』『このレベルの描写を禁止すると創作は何もできなくなる』と擁護する声も同時に飛び交っています」(前出・テレビ誌記者)
他人の生活を覗き見し不審な行動に気づくという展開は、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画「裏窓」のオマージュと思われる。しかし、現代のフェミニストたちには伝わらなかったようだ。