タレントの木下優樹菜が7月6日、芸能界引退を発表した。木下は昨年11月、タピオカ店恫喝騒動を起こし、芸能活動を自粛。今月1日に芸能活動再開を発表したばかりだというのに、いったい何が起きていたのか?
木下の所属事務所は同日16時過ぎに「木下優樹菜引退の報告」という文書をHPに掲載。「弊社所属・木下優樹菜は7月1日に活動再開を発表いたしましたが、今後の活動に向け慎重に協議を続ける中で、当社として今後同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断し、また本人からの申し出を受けたため、専属マネジメント契約は解除、木下優樹菜は芸能界引退する事となりました」と、木下との契約を打ち切ったことを明かしている。
文書は続けて「木下優樹菜とは14年間の長きに渡り苦楽を共にしてまいりましたが、このような結果になりまして、当社として誠に不本意であり、マネジメント会社としての責任を痛感しております。長年にわたり、木下優樹菜を応援していていただいたファンの皆様、関係者の皆様には、このようなご報告となってしまい大変申し訳ございません。どうかご理解いただければと存じます」と、ファンや仕事関係者に謝意と遺憾の意を表している。
「木下さんは昨年末に夫だったFUJIWARAの藤本敏史さんと離婚。二人の娘を育てていかなければならないため、木下さんは芸能活動復帰を望んでいたようです。ところが、マスコミや世間の反応は『タピオカ店との和解が成立しないうちに活動再開するのは早すぎる』といった否定的な意見が大半を占めていました」(芸能ライター)
ただ、木下サイドもある程度の批判にさらされることは十分想定していたはず。たとえ逆風を浴びても、仕事を再開させる覚悟だったのではなかったのだろうか。
「事務所の発表にある『当社として今後同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断し』という文言が気になりますね。同日配信の『文春オンライン』には〈話し合う中で、事務所の関知していなかった新たな問題も浮かび上がってきた〉とあります。どうやら、タピオカ店問題以外の新たなる火種が見つかったという可能性が高そうです」(前出・芸能ライター)
「文春オンライン」は続けて、〈これ以上のリスクを抱えることはできない。何かあったときに守り切れない〉と事務所が判断したと報じている。これについて業界では、かねて噂のあったサッカースペインリーグ・エイバルに所属する「乾貴士との不貞疑惑について決定的な事実がバレた、あるいは本人が打ち明けたのではないか」とも囁かれている。
芸能界は引退しても、SNS活動は継続して行うことが予想される木下。今後、本人の口から真実が語られることはあるのだろうか。続報を待ちたい。
(石見剣)