タレントの上沼恵美子が7月6日放送のラジオ番組「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)に出演し、お笑いタレントのキングコング梶原雄太との軋轢を示唆するようなコメントを残している。
上沼は先週の放送回にて、隔週レギュラーだった梶原について「梶原君がね、東京からしんどいということで。(大阪へ)行ったり来たりというのが。忙しくなってるしね、YouTubeで。私も突然聞かされて、『へぇー』って思ってる。一応卒業という形ですね」とフライングで番組降板を発表。
これが大きな騒動へと発展してしまったことから、この日の放送では「(ラジオの収録は)アットホームな感じになるでしょ。だから、いらんこと喋ってしまうから気を付けてね」と、梶原の代役として出演した若手コンビ・祇園に向けて助言している。
また、梶原の名前こそ出さなかったものの、芸人はたとえ経済的な成功を収めても調子に乗ってはいけないと指南。「こういう時代になると、人柄みたいなものは絶対に伝わる。ごまかしはきかない。祇園も今は低姿勢で謙虚。これは絶対に守らなアカン。裏切っちゃダメですよ。偉くなって売れるようになって、年収が上がったとしても、天狗になったらアカン」と語った。
「先週の梶原降板発表からの今週ですから、どうしても『年収が上がっても天狗になるな』との発言は梶原へ向けられたものだと解釈されてしまいます。とりわけ、最近の梶原はYouTube活動による多忙ぶりやその収益に関する話題が多く報じられてきましたから、それに伴う何らかの態度の変化が上沼には見て取れたのではないでしょうか。『裏切っちゃダメですよ』という上沼の言葉には何か強い怒りを覚えているような印象もあり、息子のように可愛がってきたはずの梶原との関係性は完全に修復不可能なものになってしまったのかもしれません」(芸能記者)
なお、梶原は上沼がMCを務める「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)からの降板も決まっており、“関西の女帝”との仕事を全て解消。
かつては自身の不遇時代をも支えてくれた上沼を恩人とすら語っていたが、関係破綻の原因がもしも“天狗な態度”にあるのだとすれば、今後は悔い改めていく必要がありそうだ。
(木村慎吾)