生活費を節約したいけれど、時間のかかる作業をしたり生活レベルを下げたりするのは嫌だ……そんな場合でも、ちょっとした工夫で生活にかかる諸費用を下げることができるんです。
■お風呂のガス代を節約:保温シートを活用
1日に数回追い炊きをする家庭では、湯面に浮かべる保温シートが便利です。どうしても同じ時間に全員が入りきれない場合は、温度の低下を最小限に押さえる工夫をしましょう。追い炊きの回数を減らすことができたり、温めるエネルギーを最小限に抑えたりすることができます。
■食品ロスを減らす:カット野菜を冷凍保存
買ってきた肉や野菜を小分けして冷凍保存するのは面倒だという人も、「調理して余ったもの」だけを冷凍保存する方法なら、取り組みやすいのでオススメです。ただし、水分の多い野菜は冷凍すると食感が劣り、生野菜サラダには向きませんのでご注意を。そのため、これは炒めものや煮物などの加熱調理向き。加熱調理によく使用するキャベツや玉ねぎ、にんじんなどは、調理のついでに多めにカットして冷凍保存しておくと、お味噌汁や副菜づくりに活躍しますよ。
■固定費を減らす:利用サービスを見直す
通信費や保険料などの費用がかさみやすい固定費は、サービスの“乗り換え”をすることで、これまでと同じ生活を続けながら支出を減らすことができます。現在利用しているサービスで「他社の方が安い」ものがあれば、見直すだけで節約になります。
今すぐできる小さな行動が、意外と大きな節約につながることも。節約体質になりたくても一歩を踏み出せずにいる場合は、無理なく取り組めるものから試してみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)