お笑いタレントの有吉弘行が、軽度の認知症を患っていることが判明した漫画家の蛭子能収にエールを送っている。
7月9日放送の医療バラエティ番組「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京系)で、蛭子がレビー小体病とアルツハイマー病の合併症を患っていることが判明。レビー小体病はアルツハイマー病に次いで多い認知症の原因疾患だ。医師は「無理のない範囲で仕事をしても問題ない」と説明し、蛭子は「できなくなったらしょうがないけど、できる間はずっと続けていきたい」と前向きに語っていた。
これを受けて、7月12日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN)に出演した有吉は「ご本人がよければ、復帰して頑張って元気にやってほしいなって思う」と、蛭子の意思を尊重しエールを送った。
「認知症の明確な原因はわかっていませんが、米・ラッシュ大学医療センターでは、アルツハイマー病と食事の関連性を研究しました。アルツハイマー病を予防するために野菜やナッツ類などの摂取が効果的である一方、脂質が多いものや揚げ物などは避けるべきだと発表。蛭子さんは脂っこいものが好きなのかもしれません」(医療系ライター)
確かに蛭子は脂っこいものが好物。出演していた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京)では、地元名産品には目もくれず、ほうとうの有名店で「野菜天ぷらうどん」を頼み、うなぎが名物の店で天丼を食べるなど、食事に関してはポリシーを曲げない。とりわけトンカツの注文率は極めて高く、日常生活でも揚げ物など脂っこいものを好んで食べていることが想像できる。もちろん揚げ物ばかり食べているからといって、誰もが病気につながるわけではないが、食べ過ぎには注意したい。
「じつは有吉も大の揚げ物好きです。今年1月24日放送のバラエティ番組『かりそめ天国』(テレビ朝日系)では、夜中に帰宅しても鍋に油を注ぎ、トンカツなどの揚げ物を作ることを明かしていました。天ぷらもフライヤーで揚げているそうです。有吉は自身を“油食い”と表現していましたね」(テレビ誌ライター)
蛭子以上に揚げ物好きな有吉、独り身の食生活には気を付けてほしいところだ。
(石田英明)