お笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍が7月12日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、昨年秋のタピオカ恫喝騒動を発端に芸能界からの引退を発表したタレントの木下優樹菜について言及した。
木下は7月に入って活動再開を宣言していたが、わずか5日後にまさかの引退を発表。急転直下となった経緯や真相は謎に包まれており、長谷川も「何があったのかは全く分からないし、何を信じていいか分からない」と話しつつ、「ああいうメッセージを送ったことは、僕個人はキャラの延長線上だったので、もちろんダメなことですけど、そんなに違和感は感じなかった」と、タピオカ店オーナーへの荒々しいメッセージの文面と、木下のキャラとのギャップは感じなかったという。
また、木下がタピオカ店のオーナーにメッセージを送信したキッカケも、同店に勤務していた姉のトラブルを解決する為だったことから、「仲間を守りたいとか、ヤンキーキャラでしたし」とコメント。続けて長谷川は「そういうのが行き過ぎて、やってはいけない形になったんですけど、今まで皆さん、その感じの歯に衣着せぬキャラクターで喜んでたのに、急にこうなったら全員が敵になる感じが逆に怖かった」「担いでたのに、急にハシゴを外されたというか。その(ヤンキーキャラの)延長線上で、それを面白がってましたよね、皆さんって」などと見解を述べ、木下に対する世間からの掌返しに恐怖すら覚えたようだ。
「一般人相手に、『筋道くらい通しなよ』『出方次第でこっちも事務所総出でやります』との恫喝まがいのメッセージを送り付けた行為が、“ヤンキーキャラの延長線上にある”との指摘にはやや無理があるでしょう。クイズ番組でおバカな的外れの回答をする木下の天然なキャラはウケていましたが、一般人相手にやんちゃをはたらくを視聴者が担いだという意識はありません。ネットにも長谷川の見解に対する疑問の声があがっており、『木下のキャラに視聴者が好感を持っていたという感覚は完全に世間からズレてる』『タピオカ店オーナーを“おばたん”呼ばわりした木下に反感を持つのは自然なことだと思う』『“昔ヤンチャしてました”っていうのをウリにするなら、むしろ今は更生してないと世間にはウケない』との反論が寄せられました。バラエティで“ヤンキーキャラ”として人気が爆発したからといって、私生活でトラブルを起こせば、相応のバッシングを受けてしまうのは当然でしょう」(テレビ誌ライター)
「ワイドナショー」には初登場となった長谷川だが、やはり同じ吉本興業の大先輩であるFUJIWARA・フジモンの元妻へのコメントは荷が重過ぎたのかもしれない?
(木村慎吾)