お笑いタレントの今田耕司が7月18日放送の「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」(読売テレビ)に出演し、芸能界からの引退を決めた木下優樹菜さんの根性について言及した。
同番組は、7月6日に木下さんが引退を発表してからわずか1時間後に収録されたもの。しかもゲストには彼女の元夫でお笑いコンビ・FUJIWARAのフジモンも出演しており、元衆院議員の杉村太蔵からは芸能界引退後に所属事務所からのサポートを受けられなくなるユッキーナのメンタル面を心配する見解が寄せられた。
これに対し、MCの今田は「言わせてもらいますけど、ギャルは根性あるんすよ。優樹菜ちゃんもそうやけど、(佐々木)希ちゃんも。俺の中で理想のタイプはギャルに変わってきた」とコメントし、アンジャッシュ渡部建の生々しい不貞報道がありながら、妻として夫を支えているとされる女優の佐々木希を引き合いにだしている。
続けて今田は「ギャルは芯が強い。芯が1本通ってる。半端やない。ギャル界で生き残ってた子っていうのは。ギャルはやっぱり1本筋が通ってるから、太蔵君の心配も分かるけど、ちょっと根性がちゃうんちゃうかなと。子供の為に生活していかなアカンっていうことに、ギャルは半端じゃないと思う」とギャル系タレントの精神面を絶賛した。
「プライベートでも親交の深い後輩のフジモンを前にして、あまり前妻を悪く表現することができなかったのかもしれませんが、今回の今田のコメントは『さすがに持ち上げ過ぎ』だとする声が大半に。とりわけ、“1本筋が通ってる”という今田の持論には『筋が通ってないから今の結果じゃないかと…』『なんで今田って自分の番組だからってむちゃくちゃな擁護するの』との反論もあります。また、タピオカ店オーナーに恫喝まがいのメッセージを送ったユッキーナと、夫に不貞をされた側である佐々木では立場があまりにも異なるとして、『佐々木希と同じ土俵に上げる事が間違い』『佐々木希さんに対して失礼では?』といった指摘も寄せられました。同番組は吉本興業の所属タレントである今田と月亭八光がMCを務め、ゲスト出演する芸人もほとんどが吉本のタレント。身内批判をしているのはベテランのほんこんぐらいで、あまり多角的な視野で情報を扱うことはできていませんね」(テレビ誌ライター)
木下さんは7月1日、トラブルを起こしたタピオカ店オーナーと完全な和解に至る前に芸能活動再開を発表。この騒動が原因で活動休止に追い込まれた以上、店主との和解を完了させてから復帰するのが“筋”だったはず。
今田の持論もむなしく、やはり彼女に“1本の筋”が通っていたかは甚だ疑問だと言わざるを得ないだろう。
(木村慎吾)