「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)の金曜日コメンテーターである長嶋一茂。持ち前の天然キャラで番組を盛り上げる存在だが、7月17日には30年ぶりに棋聖タイトルの最年少取得記録を更新した藤井聡太棋聖へのコメントで、またまた天然ぶりを発揮したという。
「番組では藤井聡太棋聖のタイトル獲得後の変化について紹介しました。今後、年長者であってもタイトルを持たない棋士との対局では上座になり、例えば、現時点で無冠の羽生善治九段との対局の際には、藤井棋聖が上座に座ることになる、と説明。その説明イラストを見て、長嶋一茂さんがすっとんきょうに『やっとわかった~』と発言したのです」(芸能ライター)
長嶋はこれまでテレビの収録の際などで、スタッフに上座を促されてもどちら側のことかわからなかったが、絵を見て向かって右側が上座だとわかった、と反応したのだ。
「そんな長嶋に対してMCの羽鳥慎一アナは『それは上手です、上手下手の。これは上座』と訂正したのですが、長嶋の頭の中ではテレビや舞台で使用する“上手”と“上座”がごっちゃになっていたようで、指摘されてもなお混同しているようでした」(前出・芸能ライター)
上座は単純に常に「向かって右側」なのではなく、和室なら床の間を背にする位置、個室なら出入口から遠い席、タクシーなら後部座席の右‥‥などと、状況や場によって変わるもの。長嶋が発言のとおり「上座=右」と思い込んでいなければいいのだが。
(伊藤その子)