キンコン梶原の「夫の育児参加」呼びかけに、なぜツッコミが殺到したのか

 お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が7月26日に自身のツイッターアカウントを更新し、“世の夫”に向けて育児へのフォローを呼びかけている。

 梶原は、「妻の出産直後 夫の産休創設へ」と題されたネットニュースを引用。記事には、妻の出産直後の夫を対象に、政府が“父親版の育休制度”を創設する方針を固めたと伝えられている。これについて梶原は、「問題は旦那さんがどれだけ妻の育児フォローをするかどうか!」と切り出し、「我が家には5人子供がいますが、、ホンマに大変です。。(妻が大変) 手伝うとその大変さが必ずわかります。世の旦那様!助け合いましょう!!」と呼びかけた。

 カジサックの名でYouTube上に家族総出で出演し、子煩悩な姿を発信してきた梶原らしい提言となったが、フォロワーからはこのツイートに対し違和感を指摘する声も上がっている。

「そもそも子育てというのは妻と夫が協力し合って進めていくものであり、その必要性を説いている立場の梶原が、育児に関して『フォロー』や『手伝う』との表現を用いた点には、『奥さんがパートに出る時、夫の手伝いなんて言わない。夫が育児家事すると妻の手伝いとなる不思議』『手伝うという意識から変えないといけないと思うなぁー』『子育てを手伝うはおかしすぎる!子育ては親が見るのが当たり前!』など、ツッコミが殺到しています。一方で『手伝う、でも、協力する、でも言葉はなんでもいいんよ。とにかく、やれ!やってくれてる旦那やったら“手伝うよ”って言われたってなーーんも思わんわ!』と言葉尻で揚げ足を取る必要はないと、梶原を擁護する声もあります。確かに男性版の育休制度がスタートしても単に家に居るだけでは意味がなく、育児参加を促す梶原の意見はごもっとも。ワンオペ育児を強いられている世の女性を思いやる考え方ですね」(女性誌ライター)

 梶原自身、YouTubeの動画に妻や子供を出演させることで、上手く家族との交流を図っているように見える。“育児を手伝う”との表現にはツッコミが集まったが、日々の家族とのコミュニケーションが密だからこそ訴えたかったのだろう。

(木村慎吾)

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