お笑いコンビ・FUJIWARAのフジモンが7月28日放送の「この差って何ですか?」(TBS系)に出演。すでに芸能界を引退した元妻の木下優樹菜さんに関するイジりを受けている。
昨年秋の木下さんによるタピオカ店恫喝騒動に始まり、同年末の離婚発表、そして先日の木下さんの芸能界復帰宣言と数日後の引退発表に至るまで、フジモンは何かと世間に対する釈明に追われてきた。こうした怒涛の日々について、MCの加藤浩次は「大変だったな」と同情すると、フジモンは「そうですね。もう、何が何やらさっぱり分からない」と混乱した様子。「もう何に対して謝ってるのか分からない」とも嘆き、加藤からは「フジモンが謝る必要ないもんね」と返され、「全部ひっくるめてこうですよ」と頭を下げる謝罪のポーズで表現した。
一方で、バラエティ番組では騒動前と変わらずに元気な姿を見せ続けるフジモンについて、土田晃之は「本当に大変だなぁと思います。これでバラエティであんなに頑張ってる姿を見ると、先輩だけど泣けてきます」とその奮闘ぶりに感動。しかし、フジモンは「それ一番言ったらダメ。どんだけ元気にテンション上げても空元気って言われる辛さ」と返し、芸人として頑張れば頑張るほど感動されてしまう現状を嘆いている。
タピオカ騒動で散々イジり倒されたフジモンだったが、トドメを刺したのがユーチューバーのフワちゃんだ。ビートたけしに大好きなタピオカを勧めたところ、「“タンみたいだ”って言ってた。マジ嫌だった」とツレない反応が返ってきたと振り返り、土田から「誰の前でタピオカの話してんだよ!」とのツッコミが。これにフジモンは「全然良いですよ!タピオカは最高。タピオカ最高!」と取り繕い、最後には再びフワちゃんから「今度さ、タピオカの店出そうよ」と勧められると、「さすがにそれは無理やわ」と突っぱねたのだ。
「もはや、元妻の騒動に関するイジりだけでトークの出番が成り立ってしまう最近のフジモン。とはいえ、自分から切り出すわけではなく、基本的には周囲からのイジりや振りに応える形となっています。加藤や土田からの『大変だったな』といった労いのイジりであれば返しやすいのでしょうが、フワちゃんの『タピオカ店出そうよ』との振りはしっかり拒絶。さすがに、元妻がトラブルになったタピオカ店オーナーから裁判を起こされたという報道もありましたから、そこを笑いにはできませんでしたね。しかし、世間的には、フジモンがいつまでも元妻の不祥事をトークのネタに使い続けているという印象のようで、『そろそろ控えた方がよろしいのでは』『元嫁のゴタゴタでいつまで笑い取れると思ってるんだろうか』との声も散見されます」(エンタメ誌ライター)
打てば響くと言わんばかりにフジモン相手に“タピオカイジり”を続ける共演者にも問題はあるが、フジモン本人もそろそろこのテーマからは脱却したいというのが本音かもしれない?
(木村慎吾)