事務所を離れても、頼もしい先輩だ。
NEWSの増田貴久が8月5日に放送されたラジオ番組「ますますらじお」(MBSラジオ)に出演。先月18日に放送された音楽特番「音楽の日2020」(TBS系)にて、現状を気遣い、優しい対応をしてくれた番組MCの中居正広に感謝の思いを語っている。
6月に手越祐也が事務所を退所したことで3人体制となったNEWSとあって、中居は彼らの登場早々から「大丈夫?大丈夫?」と、ややイジリ気味の気遣い。重い空気にならないようにフランクに絡みながらも、NEWSをステージに送り出す際には「なかなか整理つかないこと、多々あると思いますけど、そんなに急ぐこともないでしょうし。これが明けたら、しっかり強くなれると思いますので」、歌唱後には「安心してください、安心しました。NEWSの皆さんは新しい一歩を踏み出しました」と、要所要所で力強い言葉をかけていた。
この時の中居の対応を、増田はラジオで「こんな優しくて、格好良くて、包んでくれる先輩いるんだなっていうのを。まあ、いるんすけど。こんなふうに接してくれんだなと思って。実際、そんなに僕たちってあんまり、歌番組で会うぐらい、(それ)以外の絡みがなかったんで、もともと。でもやっぱ、会うたびに優しいなと思って」と振り返っており、中居への感謝の気持ちを述べている。
また、「始まる前とかCM中にちょっと話しかけてくれて。ここではその内容は言わないですけど、まあ話しかけてくれて、その流れで話を振ってくれたんですけど」と、中居は出番前やCM中などオンエアに載らない部分でも気遣い、話しかけてくれたそうだ。
「V6の井ノ原快彦も3日放送のバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)で、『NHK紅白歌合戦』の司会に抜擢され、プレッシャーを感じていた際、すでに紅白での司会を経験している中居からの助言をもらい、助けられたというエピソードを明かしていました。なんでも、本番中はスタッフからカンペが出るものの、カンペが出ない万が一の事態のことも考え、分厚い台本は全部覚えていた方がいいこと、アーティストがバラードを歌い終えた時にはすぐに次の段取りに移るのではなく、もう少し余韻を出した方がいいなど、経験者ならではのためになるアドバイスを送っていたようです。さらにもう少しで番組が終わるというタイミングで、井ノ原のもとに駆け寄り『あとちょっとだよ、最高だよ!』と激励の言葉をかけてくれたようで、井ノ原も『やる気が出て、凄く支えてもらった』と振り返っていましたね」(エンタメ誌ライター)
オンエアに載る部分でも人柄の良さが十分に伝わってくる中居だが、裏側でもしっかりと後輩をサポート。視聴者が感じている以上に、後輩たちは中居の優しさを実感しているようだ。
(本多ヒロシ)